湯の丸高原

湯の丸高原

噴煙上げる浅間山(2568m)から西へ尾根続きの湯ノ丸山(2101m)と東篭ノ登山(かごのとやま/2227.9m)の鞍部、標高1750m前後の地蔵峠一帯(長野県東御市・群馬県嬬恋村)が、湯の丸高原。初夏のレンゲツツジ、夏の避暑、秋の紅葉、冬のスキーと楽しみも豊富。亜高山帯で花の種類が多いことでも有名。

例年6月中旬~7月上旬に『湯の丸高原つつじ祭り』を開催

湯の丸高原

湯ノ丸山の北東斜面は、のどかな草原となっており、6月下旬になるとツツジ平を中心に、60万本ものレンゲツツジが燃えるように咲き競い、素晴らしい眺めに。
レンゲツツジ群落は、例年6月中旬~7月上旬が見頃。
東御市では『湯の丸高原つつじ祭り』を開催しています。
地蔵峠から湯の丸山へは徒歩1時間の登山。
『湯の丸高原つつじ祭り』期間中、7月の連休やお盆には湯の丸スキー場(湯の丸高原ホテルの経営)のリフトを使った夏山リフトも運転されています。

地蔵峠には入館無料の湯の丸自然学習センターもあり、自然を解説。
5月中旬~19月には湯の丸高原ホテル直営の湯の丸キャンプ場も営業。
また、高地トレーニング用の400mトラック、800mジョギングコース、2500mトレイルランコースも整備されています。

湯の丸牧場に放牧の牛がレンゲツツジ群落を保全!

湯の丸高原

浅間山へと続く尾根上には湯の丸高峰林道が通じており、林道途中の池の平湿原にもぜひ寄り道を。

長野県側から群馬県側に抜ければ、鹿沢高原から北軽井沢や嬬恋高原、万座温泉、草津温泉、草津白根山などにアクセス可能。
軽井沢への周回ルートというプランも可能です。

なお、明治37年開場の湯の丸牧場(264ha/長野県東御市新張・新張山国有林1013ホ林小班)は、ピーク時には300頭もの牛が放牧され、毒性のあるレンゲツツジを食さないことからレンゲツツジの維持管理に役立っています。
放牧頭数は激減していますが、湯の丸牧場運営協議会により今も放牧が続けられています。

東部湯の丸ICから20分! 湯の丸スキー場
冬季は湯の丸スキー場がオープンし、「都心から一番近いパウダースノーエリア」として人気。
リフト6基が運転され、第一ゲレンデは最大斜度28度で、上級向けゲレンデ。
初級向けのかもしかコース(最大斜度13度)、第5ゲレンデ(最大斜度14度)もあり、ファミリーでも楽しめるスキー場になっています。
湯の丸スキー場

泊まって実感 取材班おすすめの宿は!?

このエリアを探勝するのに便利なのが、群馬側に下った設備充実の休暇村鹿沢高原。さらに湯の丸高峰林道を高峰側に走った雲上の秘湯「高峰温泉」です。
城下町、北国街道の歴史ある町並みを残す小諸の、島崎藤村ゆかりの宿「中棚荘」、群馬側の草津白根などと結んで、嬬恋高原プリンスホテル、万座プリンスホテルなどの利用もおすすめです。

休暇村嬬恋鹿沢を予約する

施設充実の公共の宿、地元の食材を使った料理も自慢です。

高峰温泉を予約する

雲上の宿。温泉浴場にはランプが下がり情緒満点。

中棚荘を予約する

料理自慢、そして島崎藤村ゆかりの宿。
新館とレトロな本館があります。

嬬恋プリンスホテルを予約する

ちょっぴり穴場のプリンスホテル。
高原に広々としたゴルフ場のグリーンが広がっています。

万座プリンスホテルを予約する

「日本最高所の温泉街」で、しかも硫黄成分日本一の万座温泉。
トップシーズンを外せば比較的にエコノミーなプランも用意されています。

湯の丸高原
名称 湯の丸高原/ゆのまるこうげん
所在地 長野県東御市新張湯の丸高原
関連HP 東御市公式ホームページ
電車・バスで JR・しなの鉄道小諸駅から千曲バス湯の丸行きで45分、終点下車(夏季のみ運行、他の季節はタクシー利用)
ドライブで 上信越自動車道東部湯の丸ICから約13km
駐車場 地蔵峠駐車場(20台/無料)
問い合わせ 東御市商工観光課 TEL:0268-62-1111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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