岡山県倉敷市下津井にある割烹料理店がすし割烹松本。西廻り航路(北前船)などの風待ち湊として栄えた下津井ですが、今では瀬戸内の漁港のひとつ。下津井漁港に面したすし割烹松本は、下津井名物のタコ料理はもちろん、旬の魚を刺身や寿司、鍋料理などで味わえる店です。
下津井名物のタコ料理も味わえる
下津井の名物は、岡山あたりの人も足を伸ばして食べに来るという地魚。
カレイ、メバル、貝類やタコ、ワタリガニが有名で、味を目的にした遠来の旅人も多いのが特徴。
なかでも下津井沖で育った身の締まりのいい「下津井ダコ」。
「一年のうち、おいしくない時期は3日しかない」という名物ですが、秋から冬の「寒ダコ」は身が締まり、味が凝縮すると珍重されています(下津井沖では11月になるとタコ漁が最盛期を迎えます)。
すし割烹松本主人・松本真一さんは大阪で修業し、昭和60年、地元下津井に店を構えています。
ランチには、昼定食(1日限定20食)が握り寿司とタココロッケなどの揚げ物、赤だし味噌汁がセットで人気です。
たこ刺し、穴子の刺身、穴子棒寿司などのほか、カツオ、昆布だしのあっさりとした甘い特製味噌ベースで味わう「タコの土手鍋」が自慢の品。
赤みそ、白みそをブレンドした特製のみそで、大きなタコの足をまるまる1本煮込んでいます。
店内には生簀があり新鮮な魚を提供しているほか、カウンター席に加えて座敷もあるため、グループやファミリーにも人気。
オープンカウンターになっているのは、「お客さんの希望を直接聞けるから。注文に応じた料理をつくりたいから」(松本真一さん)とのことで、料理にも松本さんの人柄がにじみ出ています。
すし割烹松本 | |
名称 | すし割烹松本/すしかっぽうまつもと |
所在地 | 岡山県倉敷市下津井3-1838-1 |
ドライブで | 瀬戸中央自動車道児島ICから約4km |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | すし割烹松本 TEL:086-479-9688 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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