沖縄県島尻郡久米島町、久米島で18世紀初頭、土帝君(農業の神)を祭ったときに植えられたリュウキュウマツの巨木が、五枝の松(ごえだのまつ)。樹高6m、幹周り4.3m、枝も地面をおおう面積250平方メートルというまでに見事に成長した松で、日本の名松100選に選定、国の天然記念物にも指定されています。
伊平屋島の念頭平松とともに沖縄県の二大名松と称される松
リュウキュウマツは琉球列島に特産の二葉松であり、トカラ列島以南でアカマツに代わって植栽されています。
本来、リュウキュウマツは上へと伸びる習性がありますが、五枝の松は、根元から大きく2つに枝分かれし、枝が波打つように地を這い巨大な盆栽を眺めるような感じに。
とはいえ一切剪定は行なわれていません。
国の天然記念物としての指定名称は「久米の五枝のマツ」です。
現在も拝所として地元の信仰の対象として大切に保存され、県立自然公園五枝の松園地として駐車場、トイレと売店が整備され、久米島空港にも近いので寄り道にも絶好。
琉球王朝時代からの名松としては、伊平屋島の念頭平松(ねんとうひらまつ)が知られ、沖縄県の二大名松といわれています。
五枝の松 | |
名称 | 五枝の松/ごえだのまつ |
所在地 | 沖縄県島尻郡久米島町西銘久間地 |
関連HP | 久米島町観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 久米島空港からタクシーで5分。または兼城港前から久米島町営バス右回り一周線で5分、西銘下車、徒歩10分 |
ドライブで | 久米島空港から約3.3km |
駐車場 | 50台/無料 |
問い合わせ | 久米島町観光協会 TEL:098-851-7973 |
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