西埼灯台

東シナ海と太平洋の境界、八重山群島・与那国島(よなぐにじま)の西端、西崎(いりざき)に建つのが西埼灯台(いりさきとうだい)。日本最西端の灯台で、しかも日本最西端の建造物になっています。晴れた日には灯台横から遠く台湾を眺望します。

昭和32年初点灯の日本最後の沿岸灯台

西崎港湾側から西埼灯台を眺望

昭和32年11月26日、当時の琉球政府(沖縄県が日本に返還されるのは昭和47年)により初点灯。
岬や沿岸の目立った場所に設置されている沿岸灯台としては、日本最後の灯台で、航路標識番号7252(航路標識番号0001は北海道の白神岬灯台)。

灯高は19.57m、灯火標高75.46m、光達距離は22.5海里(約42km)です。
灯台には気象測器が設置され、気象情報の提供をし、灯台横にはさらに西にある岩礁(実際の再西端の地)・トゥイシを照らす西埼北西方照射灯が設備されています。

西埼灯台
名称西埼灯台/いりさきとうだい
所在地沖縄県八重山郡与那国町与那国
関連HP与那国町観光協会公式ホームページ
ドライブで与那国空港から約5.5km
駐車場5台/無料
問い合わせ与那国町観光協会事務所 TEL:0980-87-2402/FAX:0980-87-2445
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
灯台日本一

灯台日本一|日本一に輝く全国17灯台

海上保安庁によれば全国の灯台は3118基(令和4年3月31日現在)。「日本の灯台の父」・ブラントン設計の歴史的な灯台から、近年、注目されるデザイン灯台まで様々な灯台がありますが、種別にナンバーワンに輝く灯台17基を紹介しましょう。日本一ノッ

日本最北端、最南端、最東端、最西端の灯台はどこ!?

【その先のニッポンへ!】 日本最北端、最南端、最東端、最西端の灯台はどこ!?

最果てのイメージの強い地に立つ灯台。到達することができる日本最北端、最南端、最東端、最西端は、それぞれ、宗谷岬灯台(北海道稚内市)、波照間島灯台(沖縄県竹富町・波照間島)、納沙布岬灯台(北海道根室市)、そして西埼灯台(いりさきとうだい/沖縄

トゥイシ(日本最西端の地)

トゥイシ(日本最西端の地)

沖縄県八重山郡与那国町、日本最西端の島・与那国島(よなぐにじま)にある日本再西端の岬、西崎(いりざき)の北西260mの位置にある岩礁が、トゥイシ。西崎の突端に「日本最西端の碑」が立っていますが、実はトゥイシが名実ともに日本最西端の地となって

日本最西端の碑

日本最西端の碑

沖縄県八重山郡与那国町、日本最西端の島・与那国島(よなぐにじま)の玄関港、久部良港の南に突き出した西崎(いりざき)の突端に立つのが、日本最西端の碑。最西端の島の最西端の岬ということで、まさに日本の最西端ということに。与那国島の西端、西崎の突

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ