大分県杵築市(きつきし)、杵築城の西、上級武士の屋敷が並ぶ南台武家屋敷エリア・家老丁にあるのが、中根邸。中根家は杵築藩の筆頭家老などの要職を務めた名家。現存する建物は、幕末の文久2年(1862年)、中根家9代、家老職の中根源右衛門が隠居所として建てたもの。
南台武家屋敷に唯一残る家老の隠居所
もともと中根家は、三河国碧海郡中根村(現・愛知県豊田市中根町)の出身で、のちに杵築藩主となった能見松平家(三河・松平氏の庶流、徳川家康と同郷、現在の愛知県岡崎の出身)に仕え、杵築藩の家老となった家柄。
以来代々家老職を務めた名家で、北台武家屋敷の大原邸は、一時期、筆頭家老・中根斎(家老新知350石)の邸宅でした。
中根邸の建物は、隠居所らしく、茶室もあり、茶会も催されていたと伝えられています。
きつき城下町資料館にも隣接し、本館横の展望公園からは城と海、城下町を一望にします。
中根邸 | |
名称 | 中根邸/なかねてい |
所在地 | 大分県杵築市南杵築193-1 |
関連HP | 杵築市観光協会公式ホームページ |
ドライブで | 大分空港道路杵築ICから約3km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 中根邸 TEL:0978-63-1210 |
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