大分県佐伯市鶴見、豊後水道にのびるリアス式海岸・鶴見半島の先端に建つのが、鶴御埼灯台(つるみさきとうだい)。豊後水道を行き交う船の安全を守るため、昭和56年3月25日に初点灯した比較的に新しい灯台で、九州の最東端に建っています。
九州最東端に建つ白亜の灯台
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塔高は14.5mですが、高台にあるため平均海面〜灯火部分(灯火標高)は197mもあり、光達距離は33.5海里(62km)にも及びます。
灯台近くには明治27年に建設された海軍望楼跡があり、さらに大正15年には一帯が陸軍の豊予要塞となったため、戦前は砲台が築かれた要塞地帯でした。
灯台周辺の自然が残され、鶴御崎自然公園として整備されているのは、要塞地帯だったために開発を免れたという側面もあります。
ちなみに九州最西端の灯台は、大瀬埼灯台(長崎県五島市)、最北端は部埼灯台(福岡県北九州市門司区)、最南端は佐多岬灯台(鹿児島県南大隅町)です。
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鶴御埼灯台 | |
名称 | 鶴御埼灯台/つるみさきとうだい |
所在地 | 大分県佐伯市鶴見梶寄浦549-2 |
関連HP | 佐伯市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR佐伯駅からタクシーで1時間 |
ドライブで | 東九州自動車道佐伯ICから約32km |
駐車場 | 80台/無料 |
問い合わせ | 佐伯市観光案内所 TEL:0972-23-3400 |
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