【知られざるニッポン】vol.80 誰が名付けた「日本アルプス」!?
「日本アルプス」の命名者は、ウォルター・ウェストン(Walter Weston)だと考える人もいますが、ウェストンは、それを広く紹介しただけ。ウェストンが登山を行なう際に、参考にしたガイドブックの著者、お雇い外国人のウィ…
「日本アルプス」の命名者は、ウォルター・ウェストン(Walter Weston)だと考える人もいますが、ウェストンは、それを広く紹介しただけ。ウェストンが登山を行なう際に、参考にしたガイドブックの著者、お雇い外国人のウィ…
北九州モノレールの小倉駅〜平和通り駅〜旦過駅(企画乗車券「100円モノレール」)と、若桜鉄道(郡家駅~八頭高前駅間)、北大阪急行の初乗り運賃は乗車券100円ですが、100円を切る初乗り90円というのは、全国にただ1ヶ所あ…
日本一「多くの鉄道会社が乗り入れる」駅というと、思い浮かべるのは新宿駅ですが、新宿駅はJR東日本、小田急電鉄、京王電鉄、東京メトロ、都営地下鉄の5社。東京駅はJR東日本、JR東海、東京メトロの3社にすぎません。これを上回…
青春18きっぷなどの利用者には、お役立ちなのが、長距離普通列車。都市間を結び、長距離を走る快速、特別快速などはさらに利用度が高まります。国鉄の分割民営化で多くの会社に分かれたこともあってかつてのような長距離鈍行列車は姿を…
「九州から全国に広がるファミリーホテルチェーン」がキャッチフレーズで、九州をメインに西日本に数多く出店するAZ HOTEL。全国展開を図りながら、外観に「朝食付き4800円」を掲げ、しかも通年同一料金という高コスパのビジ…
初めて東京に来た地方の人は、山手線と京浜東北線が並んで走るのを見て驚くという人も多いかと思いますが、鶯谷駅〜日暮里駅間には、上野東京ライン、常磐線快速、さらには東北新幹線などの線路も走っていて、その合計はなんと14線にも…
2024年11月30日、室堂15:00発の最終便で営業を終了し、2025年から電気バスに転換した立山トンネルトロリーバス。トロリーバスは「無軌条電車」で法律上は鉄道だったため、日本最高所の駅は、アルペンルートの最高所、室…
日本の鉄道で最も急勾配なのは、大井川鐵道井川線。南アルプスあぷとラインと呼ばれるようにアプト式で90‰(パーミル)という急勾配を克服しています。単純に車輪と線路の組み合わせという粘着式鉄道としては箱根登山電車が登山電車の…
東京都内には環境省の名水百選(昭和の名水百選)選定が2ヶ所、平成の名水百選選定が1箇所あります。さらに東京都環境局が選んだ「東京の名湧水57選」のなかから、注目の2ヶ所を加えた5ヶ所が「一度は訪れたい! 東京の名水スポッ…
東京駅から北陸新幹線で最速78分という上田駅(長野県上田市)。この上田駅から2025年7月26日(土)~9月15日(月・祝)の土・日曜、祝日に、1日2往復、美ヶ原の山上、「道の駅美ヶ原高原」(「美ヶ原高原美術館」に隣接)…
鈴鹿アルプスとも称される鈴鹿山脈の主峰で、花崗岩のダイナミックな秀峰が御在所岳(ございしょだけ)。三重・滋賀県境に位置し、標高は1212mとさほどではありませんが、御在所ロープウェイも架かり、登山でも人気の名峰。その御在…
戦時下に滑走路近くに「掩体壕」(えんたいごう)と呼ばれる頑強なシェルターをつくり、戦闘機を格納した遺構は、全国各地に残されていますが、蒸気機関車のシェルターとして現存するのは全国にただ1ヶ所。それが、滋賀県米原市岩脇(い…
栃木県日光市横川にある野岩鉄道会津鬼怒川線の駅が、男鹿高原駅(おじかこうげんえき)。秋田県の男鹿半島の高原かと思えるような駅名ですが、福島県境に近い栃木県。駅前には緊急ヘリポートがあるのみで、まさに秘境駅。1日の平均乗降…
JR全線の急勾配ランキング。かつてはアプト式で碓氷峠の登坂を克服した信越本線の横川駅〜軽井沢駅はひと駅で標高差が553mという難所。66.7‰という急勾配でした。現在では飯田線の沢渡駅〜赤木駅間に40‰という急勾配があり…
大井川鐵道の鳥塚亮(とりづかあきら)社長は、ローカル鉄道の「再生請負人」とも称されていますが、「大井川鐵道社長 鳥塚亮の地域を元気にするブログ」で発表したのが、『12系の譲渡について』。「SLやまぐち号」の客車として活躍…
関東エリアで乗車している際に、突然、進行方向が変わるのは、私鉄のみですべて「折り返し型」。首都圏では京急蒲田駅がスイッチバック駅。西武鉄道も特急「ちちぶ」に乗車し、西武秩父を目指すと、飯能駅で方向が変わります。転換クロス…
急勾配のないイメージの新幹線ですが、実は1000m走るうちに30mも高度を稼ぐという30‰(パーミル)の急坂が連続する北陸新幹線(安中榛名駅〜軽井沢駅)の山登りなど、かなりの急勾配があります。ここではミニ新幹線を含めた急…
「やくも」は、JR西日本が運行する岡山駅と出雲市駅を結ぶ特急。昭和から、平成、令和を走り続けた381系特急「やくも」に代わり、2024年4月6日から新型の273系が投入され、2024年のグッドデザイン賞にも輝いていました…