妻沼グライダー滑空場

昭和38年に開設された日本学生航空連盟の妻沼滑空場(めぬまかっくうじょう)。葛和田の渡し(葛和田渡船=群馬県側は赤岩渡船)に隣接した利根川の河川敷に広がるのどかなロケーションですが、滑空時間と飛行回数では、ともに日本一を誇っています。日曜などには河川敷の道路上から練習風景を見学可能。

日本学生航空連盟の滑空場は利根川の河川敷に広がる

グライダーは動力を持たないため、長さ1500mものロープをグライダーに取り付け、ウインチで巻き取り凧を上げる要領で機体を空へ舞い上げます。

毎年3月には慶応大学、早稲田大学、明治大学、法政大学、立教大学、東京大学、日本大学、青山学院大学、名古屋大学、東海大学などが参加し、『全日本学生グライダー競技選手権大会』も開催。
全国の予選を勝ち抜いた大学が、個人と団体で学生王座を競い合います。
また、『東京六大学対抗グライダー競技会』、『原田覚一郎杯』も妻沼グライダー滑空場で実施されています。
また、東京六大学などの航空部を中心に(明治大学体育会航空部は江戸川河川敷の明治大学・宝珠花滑空場をメインの滑空場にしています)、関東の大学の訓練風景を見学することができます。

毎年10月の日曜には『埼玉スカイスポーツフェスタ』が開催され、事前申し込みでグライダーの体験搭乗も可能。

妻沼グライダー滑空場
名称妻沼グライダー滑空場/めぬまぐらいだーかっくうじょう
所在地埼玉県熊谷市葛和田
関連HP熊谷市ホームページ
電車・バスでJR高崎線熊谷駅からタクシー40分または熊谷駅北口から国際十王バス葛和田行きで30分、終点下車
ドライブで東北自動車道羽生ICから約20km
駐車場100台/無料
問い合わせ妻沼行政センター地域振興係 TEL:048-588-1321/FAX:048-588-5598
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熊谷市立荻野吟子記念館

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埼玉県熊谷市俵瀬、日本公許登録女医第1号となった荻野吟子(おぎのぎんこ)の記念館が熊谷市立荻野吟子記念館。荻野吟子は、令和3年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』主人公・渋沢栄一、江戸時代の国学者・塙保己一(はなわほきいち)とともに「埼玉ゆかり

葛和田の渡し

永禄年間(1558〜1569年)には、上杉謙信が船橋を架けて軍が渡河していたと伝わる葛和田の渡し(葛和田渡船/群馬県側の名称は赤岩渡船)。現在も利根川に残る貴重な渡し船として現役で活躍。渡し船ながら熊谷市妻沼と群馬県千代田町赤岩とを結ぶ県道

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