能仁寺

飯能市の天覧山(てんらんざん)の山麓に建つ曹洞宗の寺が能仁寺。飯能のシンボル的な存在の天覧山は、能仁寺の寺領。江戸時代には徳川家の庇護を受けて繁栄。中山さんのルーツ、そして『5→9~私に恋したイケメンすぎるお坊さん~』のロケ地にもなっています。

本堂裏手には見事な池泉回遊式蓬莱庭園が

寺伝によれば、1501(文亀元)年、武蔵国高麗郡加治(現在の飯能)の豪族・中山家勝が曹洞宗通幻派の斧屋文達を招聘して創建。
その子・中山家範(豊臣秀吉の小田原攻め際に八王子城へ篭城し、討死)が父の菩提を弔うため堂宇を建て、中山家の菩提寺になっています。

ちなみに中山氏は、鎌倉時代の加治家季(かじいえすえ)の子、助季(すけすえ)が中山の地に住み始め中山氏を名乗ったのが始まり。
つまりは、能仁寺は中山さんのルーツのひとつにもなっています。

江戸時代には徳川幕府の庇護もあり、多くの雲水を抱える大寺に発展。
5代将軍綱吉に仕えた黒田直邦(くろだなおくに)も宝永年間に飯能地方を領し、菩提寺の能仁寺を中興。
伽藍を整備しています。

幕末の戊辰戦争では、飯能戦争の舞台となり、彰義隊脱退者で結成した振武隊と官軍が対峙し、その戦火で堂宇を焼失しています。

現存する本堂は昭和11年の再建。
本堂裏手の池泉回遊式蓬莱庭園は、桃山末期の作と伝わる名園で、本堂と庭園の拝観のみ有料となっています。
背後の山畔を利用して枯滝を組み、下部を池泉とした上下二段式の庭園です。

本堂西墓地の階段右側には、中山家3代の墓があり、上段から家勝、家範、照守の墓が並んでいます。

モテ期到来の英会話教師とイケメン僧侶の極上のラブコメディ『5→9~私に恋したイケメンすぎるお坊さん~』(平成27年、フジテレビ/山下智久・石原さとみ主演)のロケ地にもなっています。

能仁寺 DATA

名称 能仁寺/のうにんじ
所在地 埼玉県飯能市飯能1329
電車・バスで 西武池袋線飯能駅北口から、名郷・名栗車庫・湯ノ沢・西武飯能日高団地行きで天覧山下下車、徒歩5分
ドライブで 圏央道狭山日高ICから約7.5km
駐車場 80台/無料
問い合わせ TEL:042-973-4128/FAX:042-974-5346
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

天覧山

2017年10月28日
 

 

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