大正浪漫夢通り

埼玉県川越市、川越熊野神社の東にある商店街が、大正浪漫夢通り。川越銀座商店街（アーケード街）として賑わった一角ですが、賑わいが駅前に移ったことを受け、アーケードを撤去し、「大正浪漫のまちづくり規範」に基づく町並みの形成を実現。レトロな商店街として注目されています。

銀座商店街が、大正ロマンあふれる商店街に変身！

大正浪漫夢通りには、江戸時代から続く老舗も多く、商都・川越の中心の商店街として、大正から昭和初期にかけては県内随一の商店街として賑わいをみせていました。

平成7年にこのアーケードを撤去し、平成13年には電柱を撤去、御影石の石畳を敷くなど、大正時代の町並みの復元を進め、蔵造りや伝統的な町屋、大正時代建設の木造3階建て、昭和初期の洋風建築などが混在する独特の町並みが生まれたのです。

そんな大正ロマンの雰囲気を活かしてテレビ朝日『土曜ワイド劇場西村京太郎トラベルミステリー』（平成19年）、テレビ朝日『日曜ナイトプレミアムドラマ「妄想捜査」』（平成23年）などテレビのロケにも使われています。

蔵造りの町並みの「川越一番街」と新市街地の「クレアモール川越新富町商店街」の間に位置し、散策途中の寄り道ポイントとしても絶好。

北側の入口には昭和3年に武州銀行川越支店として建てられた大正ロマンあふれる銀行建築の川越商工会議所（国の登録有形文化財）もあるので、お見逃しなく。
川越銀座として繁栄した時代を今に伝える銀行建築です。

川越熊野神社

埼玉県川越市、大正ロマンをテーマにした商店街「大正浪漫夢通り」の途中から、「足踏み健康ロード」の整備された参道を入ると、川越熊野神社。天正18年（1590年）、蓮馨寺（れんけいじ）の然誉文応僧正（ねんよぶんおうそうじょう）が熊野権現（熊野三