秋葉の森総合公園

埼玉県さいたま市西区にある武蔵野の面影を残す森を利用した7.5haの公園が、秋葉の森総合公園。平成16年5月にオープンという比較的新しい公園で、「ネイチャースポーツパーク」がキャッチフレーズので、多目的広場のほかに自然観察ゾーンもあり、森の中に遊歩道が整備され、森林浴も楽しむことができます。

自然観察ゾーンでは森林浴も可能

多目的広場では、少年野球、少年サッカー、ソフトボール、グラウンドゴルフを楽しむことができるほか、天然芝サッカー場も用意され、大宮アルディージャの練習場になっています。
池の横のピクニック広場にはバーベキュー場もあり、3月〜11月に予約でバーベキューも可能（用具のレンタルもあります）。

秋葉の森総合公園の南には、公園の名前の由来となっている火防（ひぶせ）で名高い秋葉神社があります。

永昌寺の阿弥陀堂があった場所で、天授4年（1378年）、最乗寺を開山した了庵禅師が阿弥陀堂を建立、さらに遠州から秋葉三尺坊大権現を勧請して創建されたと伝えられ、火産霊神関東総本社と称しています。
紀州徳川家は、鷹狩の際に、参拝したと伝えられ、周囲の森も鎮守の森として守られたのかもしれません（現在のさいたま市から川口市にかけては紀州鷹場として、河川での漁も厳しく制限され、自然が保護されていました）。

画像協力／さいたま市