日光二荒山神社・大国殿
日光二荒山神社神苑(有料エリア)内にある社殿のひとつが大国殿。桁行3間、奥行3間、つまりは6m四方の宝形造、杮葺き(こけらぶき)で、国の重要文化財、そして世界文化遺産「日光の社寺」の構成資産になっています。祭神は大己貴命…
日光二荒山神社神苑(有料エリア)内にある社殿のひとつが大国殿。桁行3間、奥行3間、つまりは6m四方の宝形造、杮葺き(こけらぶき)で、国の重要文化財、そして世界文化遺産「日光の社寺」の構成資産になっています。祭神は大己貴命…
8世紀末に、日光を開山した勝道上人の創建による四本龍寺を起源とし、日光山の中心寺院として発展した日光山輪王寺。その本堂にあたるのが三仏堂。寺伝では嘉祥元年(848年)創建という日光山の信仰の中心的な堂で、現存する建物は正…
中世の日本を代表する建築物といえば、その筆頭が安芸の宮島(広島県廿日市市)にある厳島神社。世界文化遺産にも登録される厳島神社は、仁安3年(1168年)頃、出家後に日宋貿易の拡大を図る平清盛が現在と同様の社殿を造営したもの…
石見銀山と温泉津・沖泊を結んだ銀山街道が温泉津沖泊道(ゆのつおきどまりどう)。毛利元就(もうりもとなり)が永禄5年(1562年)、石見国平定後に銀の積出港を手狭となった輌ヶ浦(仁摩)から温泉津に移してから輸送路となった街…
温泉津(ゆのつ)の北東にある天然の良港が鞆ヶ浦(ともがうら)。石見銀山の銀山地区から北西6kmに位置する中世の湊で、石見銀山の開発初期にあたる16世紀前半、銀や銀鉱石を九州・博多に積み出した湊。博多からの商船が来航し、繁…
温泉津(ゆのつ)から谷ふたつ北側にある天然の良港が沖泊。石見銀山から9km西に位置する湊(みなと)で、石見銀山の支配が毛利氏に移った16世紀後半、銀の積み出しと石見銀山への物資補給がこの沖泊の湊で行なわれました。温泉津沖…
江戸時代には銀山奉行支配の幕府直轄領となり、17世紀初めまでは石見銀の積み出し港として繁栄した島根県大田市の温泉津(ゆのつ)。平成19年7月に世界文化遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の構成資産。銀山衰退後は北前船の出…
石見銀山開発に尽力した奉行・大久保長安の配下、備中国早島(現・岡山県早島町)生まれの山師・安原伝兵衛が夢のお告げで発見したと伝えられる間歩(まぶ=坑道)が位置する釜屋間歩。観音菩薩に似た銀の塊を拾い、清水寺(せいすいじ)…
石見銀山の最盛期を支えた主要坑道の一つが本谷地区の標高310mに位置する大久保間歩(おおくぼまぶ)。関ヶ原合戦の直後、石見銀山の利権を手にした徳川家康から初代の銀山奉行に任命された大久保長安が、槍を手にして馬に乗ったまま…
戦国時代に発見された石見銀山ですが、その最初に発見され、坑道を用いず地表に露出した銀鉱石を削る露頭掘りで採石されたのが仙ノ山。島根県大田市の石銀(いしがね)地区にある仙ノ山(537m)の山頂付近には広大な露頭掘り跡があり…
石見銀山の守り神・金山彦命(かなやまひこのみこと)を祭神とする古社が巨岩の上に鎮座する佐毘売山神社(さひめやまじんじゃ)。世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の構成資産で、地元では、親しみを込めて「山神(さんじん)さ…
平成19年7月に世界文化遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」に指定された石見銀山(島根県大田市)。銀を掘るために掘った坑道を間歩(まぶ)と呼びますがが、石見銀山に掘られた900ほどの坑道のうち、予約なしで通年内部の見学が…
平成19年7月に世界文化遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」に登録された石見銀山の大森ゾーン(島根県大田市)で、明和3年(1766年)に創建された寺が羅漢寺。石見銀山の坑夫の霊を供養するために、江戸城大奥の女中などの寄進…
世界文化遺産に指定された核心部、島根県大田市の大森町には採掘現場で鉱山町だった銀山ゾーンと政治・経済的な中心だった大森ゾーンとがあり、大森ゾーンの町並みは江戸時代、2代目奉行・竹村丹後守(たけむらたんごのかみ)が代官所を…
伊勢崎市境島村地区は、江戸時代中期から蚕種(さんしゅ=カイコの卵)製造の盛んな地域で、田島弥平は養蚕方法を研究し、蚕の飼育には自然の通風が重要であると考え「清涼育」を大成させました。近代養蚕農家の原型ともいわれる田島弥平…
2024年9月15日(日)、~9月30日(月)、岩手県平泉町の毛越寺(もうつうじ)で『萩まつり』が開催されます。「平泉 – 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の一つとして世界文化遺産に登録され…
青森県つがる市、遮光器土偶の出土で知られる世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺産群」の構成資産のひとつ亀ヶ岡石器時代遺跡のガイダンス施設。つがる市農業者トレーニングセンター 縄文館に併設され、亀ヶ岡遺跡で出土された土器や…
青森県つがる市にある縄文時代晩期(紀元前1000年~紀元前300年頃)の集落遺跡が亀ヶ岡石器時代遺跡。明治20年、沢根地区から宇宙人を思わせる遮光器土偶(しゃこうきどぐう)が出土し、一躍有名な遺跡に。世界文化遺産「北海道…