平尾台
福岡県北東部、北九州市、行橋市、香春町、苅田町、みやこ町にまたがり、標高370~710m、南北6km、東西2kmにわたる、カルスト台地が平尾台。草原の間に白い石灰石が点在し、草原に遊ぶ羊の群れを思わせる「ピナクル」、すり…
福岡県北東部、北九州市、行橋市、香春町、苅田町、みやこ町にまたがり、標高370~710m、南北6km、東西2kmにわたる、カルスト台地が平尾台。草原の間に白い石灰石が点在し、草原に遊ぶ羊の群れを思わせる「ピナクル」、すり…
福岡県北九州市にあるカルスト高原・平尾台の東端に位置し、昭和10年に国の天然記念物に指定された歴史ある鍾乳洞が千仏鍾乳洞(せんぶつしょうにゅうどう)。洞内は最も広いところで幅10m、高さ8mという狭い鍾乳洞ですが、奥行き…
周防灘(すおうなだ)の沖合3kmに373haの関門航路の浚渫土砂を使って人工島を築き、大型機の離着陸可能な2500mの滑走路を有する空港を建設したのが現在の北九州空港。平成18年3月16日に開港し、ジェイエア名古屋便が就…
官営八幡製鉄所の生産拡大に伴う水の確保のために築かれた河内ダムのダム湖、河内貯水池。その河内貯水池に架かる「めがね橋」と通称される橋が南河内橋です。レンズ形に鋼材を組み合わせた橋長132.97m、径間66m、幅員3.6m…
昭和2年、第一次世界大戦勃発という世界情勢の中、不足する鉄鋼生産を補うため、水資源確保を目的として築かれたダムが河内ダム。官営八幡製鉄所の鉄鋼増産態勢のため、高さ43.1mの両面切石張り、重力式コンクリートダムの河内ダム…
皿倉山ケーブルカーの山上駅と皿倉山山頂の展望台駅を結ぶのがモノレール式の皿倉山スロープカー。全長は159mと短いのですが最大勾配は22度もあり、歩くことを考えればかなり楽ちん。スロープカー自体も動く展望台といった感じです…
皿倉山(さらくらやま)山麓と8合目・皿倉平を結び、全長1100m、高度差440mを5分で登る九州最長のケーブルカー皿倉山ケーブルカー。はるか号(黄)、かなた号(青)の2両が途中で交差します。大きなガラスが配された車両から…
明治34年に操業を開始した官営八幡製鐵所。その第一高炉(第10次改修高炉)一帯は史跡公園として公開され、内部の見学ができるほか、パネルなどの展示で近代製鉄発祥の地としての歴史を学ぶことができます。「官営八幡製鉄所関連施設…
関門海峡に面した小倉は九州、瀬戸内の入口に位置する交通の要衝。戦国時代の末に尾張国出身の毛利勝信(もうりかつのぶ=森勝信)が九州平定と肥後国人一揆鎮圧の功労で秀吉から豊前国小倉領を拝して築城したのが小倉城始まり。江戸時代…
北九州市小倉区にある福聚寺は、宇治の黄檗宗(おうばくしゅう)萬福寺の末寺。1665(寛文5)年、小倉小笠原の初代藩主・小笠原忠真(おがさわらただざね=信州松本藩から明石藩を経て小倉に転封)が創建したもので、開山は福建省福…
九州最初の鉄道の開通は、明治22年の博多駅〜千歳川仮停車場間。私鉄の九州鉄道で、明治24年に門司駅(現在の門司港駅)まで延伸すると本社を門司駅に移しています。そんな九州の鉄道の歴史を体感できるのが門司港駅近くにある九州鉄…
建築家・黒川紀章(くろかわきしょう)の設計した高層マンション「門司港レトロハイマート」の31階に設けられた展望台が門司港レトロ展望室。門司港レトロ地区のランドマークともなっている「門司港レトロハイマート」最上階、高さ10…
門司港レトロ地区に残る明治期の希少な建物が旧門司税関。明治42年、長崎税関から分離独立し(それ以前は明治22年開設の長崎税関の出張所でした)、全国7番目の税関として門司税関発足時に建設されたもの。当時は大阪商船に似た尖塔…
北九州市と中国・大連市の友好都市締結15周年を記念して平成6年に門司港レトロ地区に建てられたのが北九州市大連友好記念館(旧国際友好記念図書館)。建物はロシア帝国が1902年に大連に建設した東清鉄道汽船会社社屋(現在大連に…
関門海峡に臨む門司港レトロ地区の中心施設となっているのが関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)。施設のテーマは「海峡」で、関門海峡にまつわる歴史や文化、自然など、関門海峡をあらゆる角度から紹介しています。つまりは、関門…
北九州市の沖合、日本海に浮かぶ藍島(あいのしま)の西2kmにある岩礁、白州(しらす)に建つのが白州灯台。幕末に小倉藩海上御用掛難破船支配役・岩松助左衛門が灯台の建設を決意し、明治政府が引き継いで明治6年に初点灯したのが初…
関門海峡に突き出した企救半島(きくはんとう)の先端、周防灘(すおうなだ)に臨んで建つ部埼灯台(へさきとうだい)。幕末の1867(慶応3)年、徳川幕府が兵庫開港に伴う外国船の安全航行を確保するためイギリス公使と交わした大坂…