【国宝5天守】 なぜ国宝は5天守だけ!?
日本には、戦国時代末から江戸時代に建築された天守が、12ヶ所残されていますが、そのうち、国宝に指定されるのは、犬山城(愛知県犬山市)、松本城(長野県松本市)、彦根城(滋賀県彦根市)、姫路城(兵庫県姫路市)、そして松江城(…
日本には、戦国時代末から江戸時代に建築された天守が、12ヶ所残されていますが、そのうち、国宝に指定されるのは、犬山城(愛知県犬山市)、松本城(長野県松本市)、彦根城(滋賀県彦根市)、姫路城(兵庫県姫路市)、そして松江城(…
江戸時代まで朝廷があった京に近く、戦国武将の活躍の舞台として歴史の表舞台に登場する機会の多い、近畿の名城。さらに江戸時代の初めには徳川幕府の西国監視の役割を果たした姫路や明石の城。近畿には魅力あふれる城が多く、天空の城と…
兵庫県は日本一名城の多い県で、世界遺産の姫路城(姫路市)を筆頭に、竹田城(朝来市)、篠山城(篠山市)、明石城(明石市)、赤穂城(赤穂市)が日本100名城、出石城・有子山城(豊岡市)、黒井城(丹波市)、洲本城(洲本市)が続…
平野部にある山、丘に築かれた城が平山城。織田信長が築いた安土城が最初とされ、姫路城(兵庫県姫路市)、津山城(岡山県津山市)、松山城(愛媛県松山市)が日本三大平山城と称されていますが、和歌山城(和歌山県和歌山市)、姫路城、…
兵庫県姫路市本町、姫路城大手門前の内堀に架かる橋が、桜門橋。かつては木橋が架かっていましたが、発掘調査で出土した橋台の遺構を活かし、江戸時代の木橋をイメージして平成19年2月に現代版の橋に架け替えられています。全長22m…
兵庫県姫路市本町、姫路公園内、世界文化遺産に登録され、国の特別史跡に指定される姫路城の三の丸広場に隣接するのが、姫路市立動物園。緑豊かな園内には、キリンやカバ、ライオンなど哺乳類30種、150点、オジロワシ、ペンギンなど…
様々なジャンルの「日本三大」がありますが、そのなかでももっとも諸説あり、紹介するのが悩ましいのがこの日本三大名城(日本三名城)です。戦国時代までの中世の城郭、江戸時代以降の近世城郭という時代背景、規模の大きさで選ぶのか、…
日本には全国12ヶ所に往時の天守が残り、そのうち犬山城、松本城、彦根城、姫路城、松江城が国宝に指定されています。では、日本最古の天守(現存天守で最古の天守)はどこでしょう。これまでの通説は、丸岡城(福井県坂井市)だったの…
「世界遺産姫路城十景」にも数えられる男山配水池公園。つまりは男山の山頂は、姫路城の天守群の左側から初日の出が昇るというベストショットポイント。
世界文化遺産に登録される姫路城のシンボル的な存在が天守丸にそびえる連立した天守群。国内に現存する12の現存天守の一つが姫路城の天守。しかも現存する天守のなかで最大の規模を誇り、大天守と3重の小天守3基(東小天守・西小天守…
池田氏の治世時代、備前丸(天守台南側にある本丸の一部の名称)に本丸御殿がありましたが、備前丸東側の入口に設けられた二重二階の櫓が、折廻櫓(おれまわりやぐら)。西側は大天守の石垣に面し、防御の意味合いも強かったと想定されま…
千姫もそこで時間を過ごしたという姫路城西の丸。西の丸は、多門櫓で囲まれていますが、ルの櫓と化粧櫓間にある「ヌの櫓」は、両側にカの渡櫓とヨの渡櫓がつながっています。1618(元和4)年築の全長300mにも及ぶ廊下に部屋が並…
姫路城の玄関口は江戸時代まで、防備のため3つの門があったことが過去の絵図や文献から明らかになっています。城内へは、内堀に架かる木製の太鼓橋・桜門橋を渡り、桜門、桐二門(桐の外門)、桐一門(桐の内門)を通って入城したのが大…
中世、近世に築かれた日本の城にとって、籠城対策として、日常の生活に重要なことは水と塩の確保。城内には井戸が掘られ、塩櫓が築かれました。その両方を兼ね備えたのが姫路城の塩櫓です。連続する「ハの渡櫓」と「二の渡櫓」(ともに一…
姫路城本丸の天守台の北側に続く帯状の北腰曲輪(きたこしくるわ)の北側に続く櫓群の西端に位置するのがイの櫓。イ・ロ・ハ・ニ・ヘの渡櫓とホの櫓が連結する櫓群の西側を守備する櫓で、慶長年間の築と推測されるため国の重要文化財に指…
北腰曲輪の塩櫓同様に、櫓の中に井戸を構えるという珍しい櫓が井戸櫓(井郭櫓)。井郭櫓(いのくるわやぐら)とも通称されていますが、井戸曲輪にはないため、井戸櫓が正しい呼び名。備前門の近くに位置し、備前丸に居館を構えた池田氏の…
お菊の亡霊が井戸で夜な夜な「一枚、二枚・・・」と皿を数えるという怪談の舞台ともいわれるのが姫路城・上山里にあるお菊井戸。釣瓶取井戸(つるべとりいど)が正式名ですが、現在では「お菊井」という石柱まで配されています。ところが…
姫路城の本丸を守る搦手側の曲輪が井戸曲輪。その井戸曲輪に建つのが帯郭櫓(おびくるわやぐら)で、帯の櫓横から下った場所にあります。二重二階の櫓は、慶長年間の築と推測され、国の重要文化財となっています。腹切丸という名もありま…