観音崎砲台・北門第二砲台跡
東京湾の入口に突き出した観音崎(神奈川県横須賀市)は、幕末に江戸湾防備の台場が、さらに明治以降は首都圏防衛の東京湾要塞の観音崎砲台が築かれた場所。北門第一砲台、北門第二砲台は初期に築かれた砲台で、観音埼船舶通航信号所の南…
東京湾の入口に突き出した観音崎(神奈川県横須賀市)は、幕末に江戸湾防備の台場が、さらに明治以降は首都圏防衛の東京湾要塞の観音崎砲台が築かれた場所。北門第一砲台、北門第二砲台は初期に築かれた砲台で、観音埼船舶通航信号所の南…
神奈川県横須賀市走水2丁目、観音崎の北、東京湾に突き出した走水の旗山崎公園にあるのが、走水低砲台跡。標高20mほどの台地に27cmカノン砲(加農砲)4門を構えた東京湾要塞の砲台跡。砲座や弾薬庫、兵舎などほとんどの遺構が現…
神奈川県横須賀市平成町の海岸にあり、猿島、浦賀水道を航行する船を眼前にする公園が、うみかぜ公園。公園内に移設された第三海堡大型兵舎(だいさんかいほおおがたへいしゃ)は、かつて東京湾要塞のひとつだった第三海堡にあった大型の…
千葉県富津市富津、富津岬の沖合の浅瀬に築かれているのが第一海堡。東京湾要塞の一部として、富津岬側から第一海堡、第二海堡、第三海堡と3ヶ所築かれた海上砲台のひとつで、明治14年8月起工、明治23年12月完成と、最初に築かれ…
千葉県富津市富津、富津岬の沖合、東京湾の中央にあるのが第二海堡。東京湾要塞の一部として、富津岬側から第一海堡、第二海堡、第三海堡と3ヶ所築かれた海上砲台のひとつ。第二海堡は、明治22年に起工し、難工事の末、大正3年に完成…
神奈川県三浦市、三浦半島最南端、城ヶ島の東半分14.6haは、県立城ケ島公園として整備されています。東京湾要塞を構成する砲台として大正15年に城ヶ島砲台が築かれ、島内は立入禁止となったため、豊かな自然が残されたのです。そ…
神奈川県三浦市、三浦半島南端の城ヶ島に設置された砲台の跡が城ヶ島砲台跡。文化5年(1808年)、浦賀奉行・岩本正倫が異国船監視の砲台を築いたのが始まりで、大正15年、三浦半島の要塞化に伴い東京湾要塞の一部として本格的な砲…
千葉県南房総市富浦町、東京湾の湾口・浦賀水道に突き出た全長2kmの大房岬。江戸時代に江戸湾防備の砲台が置かれ、戦前には、東京湾要塞の要塞になったことで開発を免れ、自然が守られることに。岬一帯が大房岬自然公園として整備され…
千葉県南房総市富浦町、東京湾の湾口に突き出した緑豊かな半島にある大房岬砲台跡(東京湾要塞)。大房岬の砲台は江戸時代後期の文化8年(1811年)に江戸湾防備のために備えられた13門が始まり。その後、東京湾の入口を守る重要性…
東京湾に浮かぶ唯一の無人島が猿島(神奈川県横須賀市)。三笠桟橋からトライアングルの運航する観光船で10分の船旅で到達できますが、島内でもっとも注目の場所が愛のトンネル。猿島は、島全体が明治17年6月に竣工した猿島砲台の跡…
神奈川県横須賀市、横須賀新港沖合い1.7kmに位置する猿島に残るのが東京湾要塞・猿島砲台跡。明治時代、首都東京と海軍・横須賀軍港(横須賀鎮守府/明治17年設置)を守備するため、明治14年11月に起工、明治17年6月に竣工…
神奈川県横須賀市、横須賀新港の1.7km沖に浮かぶ、東京湾唯一の無人島が猿島。戦前は東京湾要塞の一部で島全体が要塞だったため、立ち入りが厳禁。そのため周囲1.6kmの小さな島には豊かな自然と数々の史跡が残されています。江…
幕末の慶応元年(1865年)、幕府の勘定奉行・小栗忠順の進言で、フランス人技師・ヴェルニーを招いて横須賀に開設した横須賀製鉄所(後の横須賀造船所、横須賀海軍工廠)。明治新政府の富国強兵政策の一環で、横須賀に海軍の鎮守府が…
神奈川県横須賀市にある県立観音崎公園は、明治時代に築かれた東京湾要塞の遺構が残されています。眺めのいい「海の見晴らし台」近くにあるのが観音崎砲台・北門第三砲台跡。尾根沿いに続く敷石の園路からレンガ造りの第三砲台隧道を抜け…
東京湾の入口に突き出した観音崎は、幕末に江戸湾防備の台場が、さらに明治以降は首都圏防衛の東京湾要塞の砲台が築かれた場所。明治2年に初点灯した観音埼灯台も江戸時代には台場が築かれた地。その観音埼灯台の南側にあるのが観音崎砲…
三浦半島の東端、浦賀水道に突き出した岬一帯が神奈川県立観音崎公園(横須賀市)。文化9年(1812年)には幕府の命で会津藩が観音崎台場を築き、明治13年には帝国陸軍の東京湾要塞の一部、観音崎砲台が置かれた場所。そのため豊か…
神奈川県横須賀市深田台にある横須賀港や東京湾、対岸の房総半島を眺望する3.8haの公園が中央公園。実は帝国陸軍の米ヶ浜砲台跡を再生した公園で、戦前は秘密のベールに包まれた立入禁止の一帯でした。現在は、公園として整備され、…
東京湾を航行する船から、そして富津岬突端の展望塔(明治百年記念塔)から眺めることができる、東京湾の人工島が、千葉県富津市にある第二海堡(だいにかいほ)。富国強兵を目ざした明治時代に、東京湾防備の要として建設された海上砲台…