最上稲荷・大鳥居
岡山県岡山市北区、日本三大稲荷のひとつともいわれる最上稲荷(さいじょういなり/正式名称は最上稲荷山妙教寺)のシンボルになっているのが、最上稲荷・大鳥居。昭和47年に建立された、高さ27.5m、柱の直径4.6m、柱間19m…
岡山県岡山市北区、日本三大稲荷のひとつともいわれる最上稲荷(さいじょういなり/正式名称は最上稲荷山妙教寺)のシンボルになっているのが、最上稲荷・大鳥居。昭和47年に建立された、高さ27.5m、柱の直径4.6m、柱間19m…
長崎県東彼杵郡川棚町岩屋郷の山中の岩窟にあるのが、岩屋権現。権現とは神仏習合時代の名残りの名称で、明治維新の神仏分離、廃仏毀釈で岩屋神社になっていますが(鳥居の扁額は岩屋神社)、今も岩屋権現と通称されています。199段の…
東京都八王子市高尾町、東京を代表する霊山、高尾山の山上に建つ真言宗智山派の古刹が、高尾山薬王院。天平16年(744年)、聖武天皇の勅令で東国鎮守の祈願寺として、行基が開基したと伝わる多摩最古の寺。中世から飯縄大権現(いい…
大分県日田市天瀬町馬原(まばる)にある神仏習合時代の信仰形態を残す地蔵尊が高塚愛宕地蔵尊(たかつかあたごじぞうそん)。奈良時代の僧で、聖武天皇の命により奈良・東大寺の大仏建立にもかかわったとされる行基が、九州巡礼の折、高…
京都市右京区にある全国に900社ほどある愛宕神社(あたごじんじゃ)の総本社が、愛宕神社。大宝年間(701~704年)に修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)と白山を開いた泰澄が朝廷の許しを得て朝日峰(愛宕山)の頂に社…
江戸時代以前は、出羽三山(山形県)、吉野山・大峰山(奈良県・和歌山県)と並ぶ日本三大修験道場のひとつとして、修験道で栄えた英彦山(福岡県添田町)。明治初年の神仏分離、それに続く修験禁止令で、英彦山全体を神域とする英彦山神…
白雲山、金洞山、金鶏山の3つの峰からなる、日本三大奇勝(耶馬渓・寒霞渓・妙義山)のひとつ、妙義山(群馬県富岡市)。その白雲山東麓の山腹にある古社が、妙義神社です。社伝によれば創建は宣化天皇2年(539年)という古社で、日…
滋賀県東近江市にある太郎坊・阿賀神社は、標高350m、巨岩が露出した赤神山の中腹にあり、「太郎坊宮」の名で親しまれている古社。聖徳太子が箕作山の瓦屋寺(かわらやじ)を建立した際に、阿賀神社に国家安泰を祈願したと伝えられて…
2024年7月13日(土)~7月14日(日)、新潟県妙高市の関山神社で『火祭り』が執り行なわれます。妙高山信仰から生まれた祭りで1200余年の伝統を誇っています。土曜に仮山伏演武、松引き(一般参加可能)、奉納相撲、関山神…
広島県廿日市市の宮島(厳島)にある真言宗御室派の大本山が大聖院。宮島で最古の歴史を有する寺で、神仏習合の明治初年までは、厳島神社を管理する別当寺でした。つまりは、神仏分離、廃仏毀釈の嵐が吹き荒れるまで、厳島神社を始め、周…
石川県白山市にある加賀国一之宮が白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)。はるか神代の時代から霊峰白山をご神体とし、白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ=菊理媛神・くくりひめのかみ)、伊弉諾神(いざなぎのかみ)、伊弉冉神(い…
乗鞍山上・畳平にある乗鞍岳バスターミナル(標高2702m)の横に建つ立派な社が、乗鞍本宮中ノ宮。五十猛大神(いそたけるおおみかみ)、天照大神(あまてらすおおみかみ)、大山津見大神(おおやまつみかみ)、淤加美神(おかみのか…
西国三十三所霊場、石山寺(滋賀県大津市)の本堂東側にあり、珪灰石(けいかいせき)の崖にせり出して建つ蓮如堂は、蓮如上人(れんにょしょうにん)の遺品を安置するお堂。蓮如上人は、浄土真宗中興の祖で、上人の母堂が石山観音の化身…
世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録の熊野三山を巡るときに、忘れてはならないのが明治維新までの神仏習合時代。明治の神仏分離、廃仏毀釈で「熊野詣」は、熊野本宮大社、熊野速玉神社、熊野那智大社の「神社巡り」となっていま…