日本の全島数(周囲が0.1km以上の島)は海上保安庁によれば6852島。「特定有人国境離島地域」として国から指定を受けた国境の島には、食を含めた独自の文化、歴史が育まれています。九州の南、大隅諸島の島、種子島は、国産ロケットを打ち上げる種子島宇宙センターで有名。鉄砲伝来の地で、国産の火縄銃の別称は種子島。いざ、種子島へ!
鉄砲伝来の島は、ロケット打ち上げの島に!
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が大型ロケットの射場が種子島宇宙センター。
「世界一美しいロケット基地」といわれるのは、サンゴ礁に囲まれた岬の突端近くに設置されているため。
種子島開発総合センター鉄砲館は、「種子島のすべてがわかる総合博物館」。
鉄砲館コンシェルジュがババーンと館内を案内してくれる仕組みで、戦国時代に伝わったポルトガル初伝銃や国産第1号の火縄銃をはじめ、日本の鉄砲(火縄銃)の歴史を学ぶことが可能。
自然や温泉も種子島の魅力。
種子島の東海岸は、太平洋の荒波に洗われてできた自然のオブジェのような海蝕岩が多いのですが、浜田海浜にある「千座の岩屋」は、種子島最大の海蝕洞窟。
「千人が座れる」というほど洞窟内が広いというのが名の由来です。
洞窟に入ることができるのは、干潮時のみ(干潮時刻の前後2時間)なので、種子島に着いたなら、まずは干満のチェックを。
そして、温泉。
「あまり知られていませんが、種子島にはいい温泉があります。大和温泉ホテルは、毎日お湯を入れ替えるなど、好感のもてる宿です」(板倉あつし)
取材協力/内閣府日本の国境に行こう!! プロジェクト
取材:板倉あつし、熊山准
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