毎年5月第3日曜、滋賀県東近江市の太郎坊・阿賀神社で『お田植大祭』が行なわれます。五穀豊穣、産業発展を祈る儀式で、菅笠に手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)を身に着けた早乙女(さおとめ=東近江市内の滋賀学園の中高生が担当)が神田に古式ゆかしく苗を植え付けます。
神饌田に米と餅米を植栽する神事
毎年地域の田植えの時期の終わり頃となる5月の第3日曜に執り行なわれる神事。
五穀豊穣だけでなく、様々な産業、生活の安全と無事、発展を祈る由緒ある祭礼として伝承されています(昭和15年に創始)。
会場となるのは、例年、太郎坊宮参道にある第二鳥居前の神饌田。
神事の後、早乙女たちがお田植え歌とお田植え踊りに合わせて早苗を植えていきます。
植えられた稲は、秋に収穫され普通米は太郎坊宮の神前に御供えする饌米に、餅米は 鏡餅になります。
さらに餅米の藁(わら)は注連縄に使われています。
太郎坊・阿賀神社『お田植大祭』|東近江市 | |
開催日時 | 毎年5月第3日曜10:30〜 |
所在地 | 滋賀県東近江市小脇町2247 |
場所 | 太郎坊・阿賀神社御神田 |
関連HP | 太郎坊・阿賀神社公式ホームページ |
電車・バスで | 近江鉄道太郎坊宮前駅から徒歩20分。または、近江鉄道八日市駅からタクシーで10分 |
ドライブで | 名神高速道路八日市ICから約6.5km |
駐車場 | 40台/無料 |
問い合わせ | 太郎坊・阿賀神社 TEL:0748-23-1341 |
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