東京都府中市宮町3丁目、大國魂神社(おおくにたまじんじゃ)境内、ふるさと府中歴史館前に鎮座するのが、宮之咩神社(みやのめじんじゃ) 。大國魂神社の摂社ながら、創建は大國魂神社と同じ神代の昔といい、安産の神、芸能の神として信仰されています。
安産祈願の社として今も柄杓が奉納される
祭神は、天鈿女命(あめのうづめのみこと)で、源頼朝の妻、北条政子も安産祈願に訪れたと伝えられています。
例祭日は7月12日ですが、文治2年(1186年)、源頼朝が武蔵国の神職に天下太平の祈願を行なうよう命令、以来、毎年7月12日に武蔵国の神職が集まって、祈祷が行なわれたという伝承が。
現在も7月12日には『安産特別祈願祭』が行なわれ、大國魂神社が総社だった昔を偲ばせています。
安産祈願には願いを託した絵馬を奉納し、大願成就の際には御礼に底の抜けた柄杓(ひしゃく)を奉納する習わしがあり、社前には柄杓が並んでいます。
宮之咩神社 | |
名称 | 宮之咩神社/みやのめじんじゃ |
所在地 | 東京都府中市宮町3-1 |
関連HP | 大國魂神社公式ホームページ |
電車・バスで | JR南武線・武蔵野線府中本町駅、京王線府中駅から徒歩7分 |
ドライブで | 中央自動車道府中スマートICから約3km |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 大國魂神社 TEL:042-362-2130/FAX:042-335-2621 |
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