柴又八幡神社(柴又八幡神社古墳)

柴又八幡神社

東京都葛飾区柴又3丁目にあるかつての柴又村の鎮守社が、柴又八幡神社。創建年代は定かでありませんが、社殿は柴又八幡神社古墳の上に建ち、社殿の下に石室が隠されています。古墳からは帽子のようなものを被った、いかにも寅さん風の埴輪が出土し、「寅さん埴輪」と呼ばれています。

柴又のルーツを今に伝える古墳に鎮座

柴又八幡神社古墳は古墳時代後期(6世紀後半)の築造されたもので、その頃からこの土地にムラが築かれ、舟運を使った交易が行なわれていたと推測できます。
東京の低地に築かれた古墳(直径20m〜30mの円墳)で、石室が発見されているのは唯一の例とか(社殿裏手の石垣は石室の一部)。

社殿裏にある島俣塚は、葛飾柴又の発祥の碑ともいえるもの。
柴又という地名は島俣が転訛したもので、奈良・正倉院にも養老5年(721年)の下総国葛飾郡大嶋郷戸籍に「嶋俣里」と記されているので、川の合流点に土砂が堆積した土地から生まれた地名だということがわかります。
柴又用水の碑は、天保6年(1835年)、小岩用水から分岐し、鈴木幸七の手によって開削された柴又用水の顕彰碑です。
江戸時代にはこの用水を使って、柴又帝釈天門前で売られる団子の材料も運ばれていました。

10月の例祭に奉納される『柴又の三匹獅子舞』は、葛飾区の無形民俗文化財に指定。

柴又八幡神社古墳から「寅さん埴輪」が出土した日(平成13年8月4日)は、偶然にも渥美清の命日(平成8年8月4日没)だったので、大きな話題を呼びました。
その埴輪は、「葛飾区郷土と天文の博物館」に展示されています。

柴又八幡神社
柴又八幡神社神社古墳出土の「寅さん埴輪」
柴又八幡神社(柴又八幡神社古墳)
名称 柴又八幡神社(柴又八幡神社古墳)/しばまたはちまんじんじゃ(しばまたはしまんじんじゃこふん)
所在地 東京都葛飾区柴又3-30-24
関連HP 葛飾区公式ホームページ
電車・バスで 京成電鉄柴又駅から徒歩2分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
柴又駅

柴又駅

東京都葛飾区柴又4丁目にある京成電鉄金町線の駅が、柴又駅(しばまたえき)。明治32年12月17日、帝釈人車鉄道(たいしゃくじんじゃてつどう、現・京成金町線)の駅として開業した歴史ある駅で、レトロな下町風情を残した柴又帝釈天の玄関駅。「関東の

フーテンの寅像と見送るさくら像

フーテンの寅像と見送るさくら像

東京都葛飾区柴又4丁目、京成金町線柴又駅の駅前広場にあるのが、フーテンの寅像と見送るさくら像(制作・吉田穂積)。 松竹映画『男はつらいよ』シリーズの舞台、柴又帝釈天へと続く柴又帝釈天参道商店街の玄関駅で、寅さん(渥美清)を見送る形

葛飾区郷土と天文の博物館

葛飾区郷土と天文の博物館

東京都葛飾区白鳥3丁目、京成電鉄本線・お花茶屋駅から徒歩8分、曳舟川親水公園沿いに建つのが、葛飾区郷土と天文の博物館。葛飾区の自然と歴史を解説する郷土展示室、宇宙や天体に親しむプラネタリウム、天体観測室があります。柴又八幡神社古墳から出土し

葛飾柴又寅さん記念館

葛飾柴又寅さん記念館

東京都葛飾区柴又6丁目、江戸川の畔、矢切の渡しの柴又側乗船場近くに建つのが、葛飾柴又寅さん記念館。山田洋次監督の映画『男はつらいよ』(主演・渥美清)から生まれた寅さんは、国民的なアイドル。この映画の世界にたっぷりと浸ることができるのが寅さん

矢切の渡し(柴又渡船場)

矢切の渡し(柴又渡船場)

東京都葛飾区、江戸川の河川敷、柴又野球場A面の横にあるのが、矢切の渡し(柴又渡船場)。矢切の渡し歌碑、水原秋桜子句碑、だれでもトイレなどが整備されています。河川敷道路へは車は侵入できないため、江戸川河川敷の柴又公園駐車広場から矢切の渡しへの

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ