矢口渡駅

矢口渡駅

東京都大田区多摩川1丁目にある、東急電鉄東急多摩川線の駅が、矢口渡駅(やぐちのわたしえき)。南側を流れる多摩川の矢口の渡し(昭和24年廃止)に由来する駅名で、大正12年11月1日、 目黒蒲田電鉄丸子駅〜蒲田駅間開通で矢口駅として開業し、昭和5年5月21日、矢口渡駅に改称しています。

多摩川の渡しに由来する駅名は、東急の難読駅名のひとつ

矢口渡駅

もともとは田園調布開発のために設立された目黒蒲田電鉄の駅。
昭和20年に矢口渡駅〜 道塚駅〜蒲田駅間が廃止され、矢口渡駅〜 蒲田駅間に新線が開業しています。
当初は目蒲線と称していましたが、多摩川駅〜蒲田駅を東急多摩川線、目黒駅〜田園調布駅を目黒線、田園調布駅〜多摩川駅を東横線複々線区間に分割しています。

矢口渡駅は、3両編成の普通列車(多摩川駅行き、蒲田駅行き)のみという東急多摩川線の駅で、両ホームを結ぶ跨線橋もありません。

矢口の渡しは、昭和24年に多摩川大橋が完成し、廃止されていますが、それまでは多摩川の貴重な渡船場として活躍し(多くは対岸へ農作業、川崎側から新田神社参拝のために乗船)、矢口渡駅から渡船へと歩く人も多かったのだとか。

矢口渡駅
名称 矢口渡駅/やぐちのわたしえき
所在地 東京都大田区多摩川1-20-10
関連HP 東急電鉄公式ホームページ
問い合わせ 蒲田駅 TEL:03-3731-2607
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
東急電鉄 難読駅名

東急電鉄 難読駅名 5選

目黒蒲田電鉄、東京横浜電鉄などをルーツにする東急電鉄。渋沢栄一の田園調布開発に伴って設立する目黒蒲田電鉄が始まりという東急電鉄ですが、難読駅名として知られるのは、九品仏駅、等々力駅、荏原中延駅、矢口渡駅、反町駅の5駅です。九品仏|くほんぶつ

 

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