駒場公園

東京都目黒区駒場4丁目にある目黒区立の公園が、駒場公園（こまばこうえん）。総面積4haという公園内には昭和4年築の旧前田家本邸洋館、昭和5年築の和館が現存するほか、日本近代文学館が建っています。周辺には日本民藝館、東京大学駒場キャンパス、駒場野公園があります。

園内には旧前田家本邸洋館、和館、日本近代文学館が

一帯は東京大学駒場キャンパスを含め、背丈ほどの笹が一面に生え駒場野と呼ばれる原野だった地で、明治11年1月24日に駒場農学校が開校。
クラーク博士で有名な札幌農学校（明治9年8月14日開校）はアメリカの農業を教育の柱にしていましたが、駒場農学校はドイツの農業教育が手本。
東京大学農学部、筑波大学生命環境学群生物資源学類、東京農工大学農学部の前身となる農学校で、その跡地の一角にあるのが駒場公園。

東京帝国大学農学部が本郷へと移転したことで、その跡地に旧加賀藩主で侯爵・前田利為の駒場本邸が移り、洋館と和館が建てられましたが、昭和17年に前田利為が事故死し、その後は中島飛行機の本社が置かれたり、連合軍に接収され連合軍司令官の官邸（昭和32年10月に接収が解除）となっていました。
昭和39年に東京都の所有となり、昭和42年、東京都立駒場公園として開園。
昭和50年に目黒区に移管されています。

旧前田家本邸洋館の前は、草はら広場で、撮影ポイントにも最適。
その横には遊具広場もあります。
入口は北側の正門と、南門の2ヶ所。

駒場野公園

東京都目黒区駒場2丁目にある総面積3.9haの目黒区立公園が、駒場野公園。一帯は東京大学駒場キャンパスを含め、背丈ほどの笹が一面に生え駒場野と呼ばれる原野だった地で、明治11年には駒場農学校が開校。公園の一角には農学校時代の名残である農学発

旧前田家本邸洋館

東京都目黒区、目黒区立駒場公園にあるのが、旧前田家本邸洋館。旧加賀藩主・前田家の16代当主、前田利為（まえだとしなり）侯爵が、本郷から駒場に邸宅を移し、昭和4年、約1万坪の敷地に建てたイギリス・チューダー様式の洋館（旧前田侯爵邸洋館）。「東