六ツ石山

六ツ石山

東京都西多摩郡奥多摩町、小河内ダム・奥多摩湖の北側にそびえるのが、六ツ石山(むついしやま)。標高1478.8mで、西に鷹ノ巣山(1736.6m)、七ツ石山(1757.3m)、そして雲取山(2017.1m)と続く、まさに東京の屋根となる稜線(石尾根)のピークです。

水根バス停からの棒ノ木尾根は、奥多摩三大急登のひとつ

六ツ石山

奥多摩駅から雲取山まで伸びる長大な「東京の尾根」・石尾根にあるピークで、メインのコースとなる水根バス停から登る水根コースの棒ノ木尾根は奥多摩三大急登にも数えられています。

奥多摩湖の湖畔から一気に山頂を目指す水根コースを登山に使い、尾根沿いに奥多摩駅へと下る石尾根コースを下山に使うのが一般的です。
トイレを利用する場合は、奥多摩湖バス停で下車するのが賢明(奥多摩湖行きのバスも利用できます)。

山頂は広く明るく開け、展望も素晴らしく、快晴なら富士山や南アルプスまでの大パノラマが期待できます。
狩猟期(11月15日~翌年2月15日)にはハンターが入山するので、目立つ色味の服装で登山するのが賢明。

ちなみには奥多摩三大急登は、六ッ石山・棒ノ木尾根(標高差850m、平均勾配24度)のほか、鷹ノ巣山・稲村岩尾根(標高差1100m、平均勾配27度)、本仁田山・大休場尾根(標高差700m、平均勾配35度)です。
夏場に日本アルプス、富士山を目指す人が、春にトレーニングがてら挑戦するにも絶好のルートになっています。

六ツ石山登山 コースタイム

JR青梅線・奥多摩駅〜(西東京バス・奥多摩湖方面行きで15分)〜奥多摩湖バス停〜(徒歩20分)〜六ツ石山登山口〜(棒ノ木尾根・徒歩1時間40分)〜トオノクボ〜(徒歩40分)〜六ッ石山〜(徒歩5分)〜六ッ石山分岐〜(徒歩40分)〜三ノ木戸山分岐〜(徒歩1時間30分/間違えやすい場所があるので注意が必要)〜JR奥多摩駅

六ツ石山
名称 六ツ石山/むついしやま
所在地 東京都西多摩郡奥多摩町境
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
雲取山

雲取山

東京都西多摩郡奥多摩町、埼玉県秩父市、山梨県北都留郡丹波山村の境界にある標高2017.1mの山が、雲取山。東京都の最高峰で、日本百名山の一座です。山頂北側(山頂から徒歩20分)、東京都と埼玉県の県境、標高1830mの地点に雲取山荘があり、通

鷹ノ巣山

鷹ノ巣山

東京都西多摩郡奥多摩町にある標高1736.6mのピークが、鷹ノ巣山。東に六ツ石山(標高1478.8m)、西に七ツ石山(1757.3m)、そして雲取山(2017.1m)と続く、まさに東京の屋根となる稜線(石尾根)のピークです。登山ルートのひと

小雲取山

小雲取山

東京都西多摩郡奥多摩町と山梨県北都留郡丹波山村(たばやまむら)の境界に位置する標高1937mのピークが、小雲取山。雲取山と石尾根で続き、雲取山の前衛峰的な存在で、雲取山(2017.1m)、芋木ノドッケ(1946m)に次ぐ、東京都第3位の高峰

七ツ石山

七ツ石山

東京都西多摩郡奥多摩町と山梨県北都留郡丹波山村(たばやまむら)の境界に位置する標高1757.3mのピークが、七ツ石山。雲取山登山のメインルート、鴨沢バス停からの登山道途中、標高1597m地点には、丹波山村営の山小屋「七ツ石小屋」もあり、素泊

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ