久能駒形神社『久能獅子舞』奉納|千葉県富里市

富里市に鎮座する久能の駒形神社で江戸中期から始まった伝統的行事。年2回、4月3日と8月最終日曜に五穀豊穣や交通安全を祈願して神社の社殿前で演じら奉納されるのが『久能獅子舞』です。

別名「やきもち獅子」とも呼ばれている!

獅子舞は、頭の大きなものから順に「雄獅子」「中獅子(雄)」「雌獅子」と呼ばれる3匹の獅子により演じられ、笛と大小太鼓の囃子に合わせて舞を踊ります。1匹の雌獅子を2匹の雄獅子が取り合いをする「喧嘩の舞」、争いの愚かさを知り仲直りをする「仲直りの舞」、そして「三切太鼓(さんぎりだいこ)」・「雄獅子の舞」・「雌獅子の舞」・「中獅子の舞」で構成されています。
別名「やきもち獅子」とも呼ばれているのはそのストーリーから。
「勇壮な場面の中にユーモラスな動きを含め、民俗芸能としての娯楽性を備えています」(富里市教育委員会生涯学習課)とのこと。

旧久能村(富里市久能地区)は古代から拓けた地。境内にある潮音寺は、大同年間(806年〜809年)に駿河国(現・静岡県)から来た都筑刑部久能という人が創始と伝えられます。また駒形神社の鎮座する地の字名(あざめい)は、比丘尼内で古くは尼寺があったと推測できます。

久能駒形神社 久能獅子舞
久能駒形神社 久能獅子舞奉納
開催日時4月3日と8月最終日曜14:30〜
所在地千葉県富里市久能553-1
場所久能駒形神社
電車・バスで京成成田駅から千葉交通バス久能両国行きで、10分、久能神社前下車、すぐ
問い合わせ富里市教育委員会生涯学習課文化資源活用室
TEL:0476-93-7641/FAX:0476-91-1020
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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