三嶺

徳島県（三好市）と高知県（香美市）の県境、剣山国定公園の西端に位置する高峰が、三嶺（みうね）。標高1893.6m、剣山に次ぐ徳島県第2の高峰で、高知県の最高峰。山頂からは石鎚山や剣山をはじめ四国の山々を見渡す雄大な展望を得ることができます。

四国随一の原始境で、徳島県第2の高峰、高知県の最高峰

知名度が不足し、深田久弥の「日本百名山」にも選定されていませんが、原始性という点では四国屈指の山域。
「三嶺を守る会」などがその大切な自然の保護を訴えています。
夏にはツリガネニンジン、シコクフウロ、イブキトラノオ、タカネオトギリなどが咲き見事。

三嶺から天狗塚に至る6kmのなだらかな尾根には国の天然記念物に指定された「ミヤマクマザサとコメツツジの群落」があり、梅雨頃に美しい花を咲かせています。
山頂周辺は剣山国定公園の特別保護地域ですが、近年ではシカの食害が酷いため、捕獲事業など様々な対策が行なわれています。

徳島県三好市東祖谷の登山口は名頃と菅生にあり3時間30分ほどで山頂に立つことが可能。
高知県側には光石登山口、白髪山登山口（白髪山経由）がありますが、光石登山口からでも4時間ほどを要します。

山頂近くには避難小屋の「三嶺ヒュッテ」があり、ヒュッテに宿泊して縦走する人も。
水場は名頃方面への登山道の途中に湧く水を利用。
トイレはありますが管理人はいないため、マナーを守っての利用を。

三嶺
名称	三嶺／みうね
所在地	徳島県三好市東祖谷菅生
関連HP	三好市公式ホームページ

ドライブで	徳島自動車道美馬ICから約48kmで登山口、山頂まで徒歩3時間
駐車場	三嶺登山口駐車場（20台／無料）
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