雲辺寺(四国八十八ヶ所霊場第66番札所)

雲辺寺(四国八十八ヶ所霊場第66番札所)

雲辺寺(うんぺんじ)は、四国八十八ヶ所霊場第66番札所で本尊は千手観世音菩薩。正式名は巨鼇山千手院雲辺寺といい、真言宗御室派の寺。65番の三角寺から徒歩7時間。標高927mの雲辺寺山の山頂にあり、四国霊場の最高所で別名「四国高野」とも呼ばれています。住所は徳島県三好市ですが、四国八十八ヶ所霊場では讃岐(香川県)の関所。

四国八十八ヶ所のなかで最高所「四国高野」

阿讃山脈の雲辺寺山(927m)は、徳島県と香川県にまたがり、寺の住所は徳島県三好市ですが四国八十八ヶ所霊場では讃岐(香川県)の関所。
つまりは、愛媛県側(愛媛県四国中央市の65番・三角寺)からの遍路旅で、香川県の第1番札所となっています。
かつては「遍路ころがし」といわれた難所でしたが香川県観音寺市側から山上へと雲辺寺ロープウェイが通じています。

寺伝によれば、延暦8年(789年)、16歳の空海(弘法大師)が寺建立の材を求めてこの山に入り、霊を感じて一夜にして堂宇を建立したと伝えられています。
その後、大同2年(807年)、嵯峨天皇の勅願により、空海が再び入山し、本尊として千手観音を刻んだのだとか。

鎌倉時代には七堂伽藍、12坊、末寺8寺を持つ巨刹として栄え、藩政時代には阿波徳島藩主・峰須賀家の祈願所ともなりました。
木造千手観音坐像、木造毘沙門天立像は平安時代後期の作で国の重要文化財。
今は静かな山寺で、雲辺寺ロープウェイを利用すれば山頂駅から境内まで徒歩10分ほど。

阿波遍路道雲辺寺道のうち、65番の三角寺から雲辺寺に向かう延長18.1kmのうち、3区間・合計2.16kmが国の史跡になっています。
指定区間は札所までの道筋を示す道標や、距離を示す丁石、遍路の墓が残る昔ながらの景観が保たれています。

四国八十八ヶ所 霊場間の距離・時間

65番札所・三角寺(愛媛県四国中央市金田町三角寺甲75) — (23km/30分) — 66番札所・雲辺寺(徳島県三好市池田町白地ノロウチ763-2) — (13km/50分) — 67番札所・大興寺(香川県三豊市山本町辻4209)

雲辺寺(四国八十八ヶ所霊場第66番札所)
名称雲辺寺(四国八十八ヶ所霊場第66番札所)/うんぺんじ
所在地徳島県三好市池田町白地
関連HP四国八十八ヶ所霊場会公式ホームページ
電車・バスでJR観音寺駅からタクシーで20分、雲辺寺ロープウェイに乗り換えて7分、山頂駅下車
ドライブで高松自動車道大野原ICから約32km
駐車場境内駐車場(20台/有料)、雲辺寺ロープウェイ駐車場(800台/無料)
問い合わせ雲辺寺 TEL:0883-74-0066
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
天空のブランコ・フォトフレーム(雲辺寺山頂公園)

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