下山神社

大神山神社奥宮のすぐ横に鎮座する奥宮の末社で、1330(元徳2)年、大神山神社を尊崇する備中郡司・渡邊日向の守の子、渡邊照政が参拝の帰路に不慮の事故で亡くなり、それを哀れんだ大山下山の人々が下山善神を建立したのが始まりという。後にこの地に奉遷。下山神社本殿・幣殿・拝殿は国の重要文化財。

本殿・幣殿・拝殿は国の重要文化財

現存する社殿は、1796(寛政8)年の焼失後、1805(文化2)年、津和野藩主・亀井矩賢(かめいのりかた)の寄進。国の重要文化財に指定されています。よく見ると亀井家の紋所「四目結」が確認できます。
天明の大飢饉など藩財政が圧迫する中での寄進だから信心の深さがよくわかります。
病気平癒、交通安全、家内安全、家畜安全などにご利益があるので大神山神社参拝の際にはぜひお立ち寄りを。

下山神社
名称下山神社/しもやまじんじゃ
所在地鳥取県西伯郡大山町大山
関連HP大神山神社公式ホームページ
電車・バスでJR米子駅から日交バス大山寺行きで50分、大山寺下車、大山寺参道を大神山神社方面へ徒歩20分
ドライブで米子自動車道米子ICから約13km
駐車場博労座駐車場(600台/無料、スキーシーズンは有料)
問い合わせ大山町観光案内所 TEL:0859-52-2502
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

大神山神社奥宮

古代の人々は霊峰・大山(だいせん)のことを大神山(おおかみのたけ)と呼んで崇めていました。その大山信仰の中心が大神山神社でもともとは大神山を仰ぐ遙拝所。本来の社で大山山腹にある奥宮(おくみや)と、遥拝所である米子市の尾高本社の2社に分かれて

 

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