八丁道

八丁道

富山県高岡市、高岡の開祖である加賀藩2代藩主の墓所「前田利長公墓所」と前田利長の菩提寺である瑞龍寺を結ぶ参道が八丁道。参道の長さが八丁(約870m)あることがその名の由来です。前田利長の三十三回忌である正保3年(1646年)に、3代藩主・前田利常が新たな墓所を設置したときに整備されたもの。

往時は参道沿いに濠(ほり)が設けられ、城郭風の瑞龍寺と一体となって防御的な機能(高岡城の南側の防御)を有していました。
そして、越中舞子(古志の松原)から移植した松が植栽されていたとか。

八丁道歴史的景観整備事業で遊歩道を中央に、左右に一車線ずつの車道が設けられ、遊歩道には御影石が張られています。
114基の灯籠が設置され、サツキ、クロマツが植栽され散策路としても絶好のコースとなっています。

前田利長の命日月(5月)と、瑞龍寺を創建した3代藩主・前田利常の命日月(10月)の第3日曜日に開催する『八丁道おもしろ市・門前市(骨董市)』の会場にもなっています。

名称 八丁道/はっちょうみち
所在地 富山県高岡市東上関
関連HP 高岡市観光協会公式ホームページ
電車・バスで あいの風とやま鉄道高岡駅から徒歩14分
ドライブで 北陸自動車道小杉ICから約10km、能越自動車道高岡ICから5km
駐車場 瑞龍寺・八丁道第1観光駐車場(27台/無料)
問い合わせ 高岡市観光協会 TEL:0766-20-1547/FAX:0766-20-1497
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
瑞龍寺

瑞龍寺

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