山形県鶴岡市の鶴岡公園にあるレトロな洋館が大宝館(大寶館)。大正4年、大正天皇の即位を記念して建てられた擬洋風建築で開館当初は物産陳列場、戦後は市立図書館として利用され、現在は、明治の文豪・高山樗牛(たかやま ちょぎゅう)や日本のダ・ヴィンチといわれた博物学者・松森胤保(まつもりたねやす)など、鶴岡ゆかりの人物の資料を展示。
大正初期の擬洋風建築・バロック様式の建物
大正4年11月10日、大正天皇即位の礼の日に開館した大宝館(大寶館)。
木造2階建て、擬洋風、バロック様式の建物です。
建築当初は物産陳列所などに活用され、戦時中は空襲を避けるため黒塗りにされていたとか。
昭和24年に白塗りに戻され、昭和26年〜昭和60年までは、鶴岡市立図書館として活用されていました。
昭和63年から鶴岡ゆかりの人物資料展示施設として一般公開されています。
鶴岡市の有形文化財に指定されています。
館内には「高山樗牛誕生の間」もありますが、これは高山樗牛の生家から部分移築されたもの。
高山樗牛は、明治4年1月10日に鶴岡に生誕。
大宝館(大寶館) | |
名称 | 大宝館(大寶館)/たいほうかん |
所在地 | 山形県鶴岡市馬場町4-7 |
関連HP | 大宝館公式ホームページ |
電車・バスで | JR鶴岡駅から庄内交通バス市内循環Aコースで10分、市役所前下車、すぐ |
ドライブで | 山形自動車道鶴岡ICから約3.5km |
駐車場 | 鶴岡公園駐車場(150台/無料) |
問い合わせ | 大宝館管理事務室 TEL:0235-24-3266 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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