旧別子鉱山鉄道端出場鉄橋(足谷川鉄橋)

旧別子鉱山鉄道端出場鉄橋(足谷川鉄橋)

愛媛県新居浜市に現存する日本最初に開通した山岳鉱山鉄道の橋梁が、旧別子鉱山鉄道端出場鉄橋(足谷川鉄橋)。明治26年、海岸の新居浜と銅山越の北、第一通洞の北口付近の角石原(かどいしはら/標高1100m)から上部鉄道、高架索道、下部鉄道を開通させています。足谷川鉄橋は下部鉄道の遺構。

住友別子鉱山鉄道

住友別子鉱山鉄道は、角石原駅(標高1100m)〜石ケ山丈駅(850m)の上部鉄道(5.5km、軌間762mm)、端出場駅(はでばえき)〜山根・惣開駅(新居浜精錬所)の下部鉄道(10.3km、軌間762mm)に分かれ、石ケ山丈駅と端出場の間は、高架索道(ロープウェイ)でつないでいました。

上部鉄道は、日本初の山岳鉱山鉄道として華々しいデビューを飾っていますが、明治44年に東平と別子山日浦が第三通洞によってつながり、従来の第一通洞がつかわれなくなったため、廃止されています。

下部鉄道は、昭和に入ってから一般旅客営業も行ない、地域の足として親しまれましたが、別子銅山閉山(昭和48年)から間もない昭和52年1月31日に廃止に。
下部鉄道には端出場鉄橋(足谷川鉄橋)のほか、物言嶽トンネル(ものいわだけとんねる)などの遺構がのこされています。

平成3年6月5日 、端出場駅〜打除駅間がマイントピア別子の観光鉄道として復活。
端出場駅〜打除駅間にある端出場鉄橋(足谷川鉄橋)、端出場隧道(中尾トンネル)は国の登録有形文化財に指定されています。
端出場鉄橋(足谷川鉄橋)の設計は鉄道技師・小川東吾(茨城県初の工学博士の称号を得た鉄道技師)で、鋼材はドイツのアへーナー社を使用。
明治25年竣工という鉱山鉄道のボーストリング・ワーレントラス橋(橋長39.6m)が現存する希少な例です。
打除鉄橋(うちよけてっきょう)とも呼ばれ、現地の表記もそうなっている場合が、ありますが、国の登録有形文化財としては旧別子鉱山鉄道端出場鉄橋(足谷川鉄橋)という名称です。

下部鉄道跡として端出場隧道(中尾トンネル)とともに経済産業省の近代化産業遺産(「地域と様々な関わりを持ちながら我が国の銅生産を支えた瀬戸内の銅山の歩みを物語る近代化産業遺産群」)に認定。

旧別子鉱山鉄道端出場鉄橋(足谷川鉄橋)
名称 旧別子鉱山鉄道端出場鉄橋(足谷川鉄橋)/きゅうべっしこうざんてつどうはでばてっきょう(あしたにがわてっきょう)
所在地 愛媛県新居浜市立川町
関連HP マイントピア別子公式ホームページ
電車・バスで JR新居浜駅からタクシーで10分
ドライブで 松山自動車道新居浜ICから約6km
駐車場 道の駅マイントピア別子駐車場(300台/無料)
問い合わせ マイントピア別子 TEL:0897-43-1801
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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プレスマンユニオン編集部

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