人面岩(大洲)

人面岩(大洲)

愛媛県大洲市豊茂、八幡浜市から北東の山中に伸びる愛媛県道28号(長浜保内線)途中、大和川沿いの谷にあるのが人面岩。大洲市側の伊予出石駅からなら5kmほどの場所で、地元の石工・力石力造(ちからいしりきぞう)が天保9年(1838年)頃、手を加えた半人工の人面岩です。

地元の石工が道路開削を記念して自然の岩を加工!

大和川沿いの豊茂から西側の櫛生(くしゅう/現・長浜町櫛生、櫛生漁港)に抜ける道の開削を記念し、豊茂地内に高さ5m、幅3mほどで、旧道の路側に大わらじが置かれ、旧道から見上げることができます。
地元の話では、以前は、切石と呼ばれる一帯で、石の採掘が行なわれおり、石工の力石力造が自然の岩に少し手を加えることで、人間の顔に造形したのだとか。
今も豊茂地区の人たちが定期的に周辺の清掃や草刈りを行ない、まさに豊茂の鎮守的な存在。

人面岩(大洲)
名称 人面岩(大洲)/じんめんいわ(おおず)
所在地 愛媛県大洲市豊茂
ドライブで 松山自動車道内子五十崎ICから約24km
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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