深川神社

深川神社

愛知県瀬戸市深川町にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載の古社(式内社)が深川神社。宝亀2年(771年)、藤原氏ゆかりの天津神(あまつかみ=天に住む神々)をこの地に勧請創建という古社で瀬戸の産土神(うぶすながみ)。境内には瀬戸焼の陶祖・藤四郎を祀る陶彦社も鎮座しています。

瀬戸の産土神で陶祖・藤四郎を祀る境内社も

深川神社の境内には6世紀頃のものと推定横穴式円墳もあるので、この地が土地の豪族の「聖域」であったことは明らか。
現存する本殿は江戸時代後期の文化年間(1804年〜1818年)に諏訪の名工で立川流宮大工の立川和四郎が建てたもの。
施された美しい彫刻は必見の価値があります。

永禄年間(1558年〜1570年)には織田信長が鷹狩の帰りに深川神社に参拝、その際に美濃の斎藤龍興(さいとうたつおき)が放った刺客に襲われそうになりますが、8代宮司・護弘の機転で難を逃れていると伝えられています。

宝物殿には国の重要文化財である陶製狛犬(鎌倉時代の作)が奉納。
瀬戸焼の陶祖・加藤景正(通称「藤四郎」)が陶器焼成の感謝の気持ちを込めて奉納したと伝えられる狛犬です。
境内には、藤四郎を祀る陶彦(すえひこ)社もあり、4月の第3日曜には『陶祖祭』も行なわれています。

また宝物館前には江戸後期の本業窯の名工、加藤春宇(かとうしゅんう=尾張藩祖・徳川義直の霊廟に敷瓦を献上)が造り、文化4年(1807年)に奉納した織部燈籠(古田織部が考案した灯篭)もあるのでお見逃しなく。
『深川神社例大祭』は10月の第3日曜。

授与品には参拝記念の狛犬の根つけ、満1歳をお祝いする初誕生祭の記念品「御祝茶碗」、お願い狛犬(一対でひとつを陶彦社に奉納、もうひとつを手元に)など瀬戸らしいものも。

深川神社
名称 深川神社/ふかがわじんじゃ
所在地 愛知県瀬戸市深川町11
関連HP 深川神社公式ホームページ
電車・バスで 名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅から徒歩8分
ドライブで 東海環状自動車道せと赤津ICから約4km
駐車場 宮前公園駐車場(10台/無料)
問い合わせ 深川神社 TEL:0561-82-2764
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
陶彦社(深川神社)

陶彦社(深川神社)

愛知県瀬戸市深川町、深川神社の境内社が陶彦社(すえひこしゃ)。瀬戸陶業の始祖、藤四郎(とうしろう=加藤景正)の偉業を称え文政7年(1824年)に創建された社で、4月の第3日曜には『陶祖祭』も行なわれ、その初日には、陶物(すえもの)と呼ばれる

うなぎの田代

うなぎの田代

愛知県瀬戸市、深川神社社前の「宮前地下街」にあるうなぎの店。「地下街」というものの石段の下という意味で地下にはありません。田代のうな丼と「大福屋」の焼きそばが「地下街」の名物。瀬戸には、窯元の職人がスタミナをつけるためのうなぎ屋が数多いが「

宮前橋

宮前橋

愛知県瀬戸市、深川神社の社前を流れる瀬戸川に架る橋が宮前橋。欄干部分には、江戸時代の陶工の作業風景(陶土掘削から焼成まで)が描かれた染付けの磁器板がはめ込まれており、橋を渡るだけで江戸時代の瀬戸での陶器造りがわかる仕組み。欄干には前川電光作

 

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