真清田神社

真清田神社

愛知県一宮市、一宮市街地の中心に鎮座するのが尾張国一之宮で、古代に尾張地方を治めた尾張氏の奉斎に始まるという古社、真清田神社(ますみだじんじゃ)。祭神も尾張氏の祖神で、太陽神、農業神として信仰される天火明命(あめのほあかりのみこと)。一宮市の市名の由来にもなっています。

現在の社殿は戦後の復興ですが、国の登録有形文化財

戦国時代に、豊臣秀吉の弾圧などでいったん衰微しますが、江戸時代には徳川家の庇護を受けて復興しています。
社殿は戦時中(昭和20年7月)の二度に渡る一宮空襲で焼失し、戦後の再建。
昭和29年再建の本殿と渡殿、昭和30年再建の北門と透塀、昭和31年再建の祭文殿は、国の登録有形文化財に指定されています。

例祭は4月3日の『桃花祭』で、4月29日には『舞楽神事』、7月下旬には『一宮七夕まつり』も行なわれています。
『舞楽神事』に使われる木造舞楽面12面は、鎌倉時代から南北朝時代にかけての作で、国の重要文化財。

真清田神社
名称真清田神社/ますみだじんじゃ
所在地愛知県一宮市真清田1-2-1
関連HP真清田神社公式ホームページ
電車・バスでJR尾張一宮駅・名鉄一宮駅から徒歩15分
ドライブで名神高速道路一宮ICから約5.5km
駐車場80台/無料
問い合わせ真清田神社 TEL:0586-73-5196
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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