秋田県横手市、「十文字中華そば」(十文字ラーメン)の老舗3軒(「十文字中華そば御三家」)のひとつが名代三角そばや本店。元祖の店「マルタマ」の近くに住んでいた佐藤忠孝さんが、「マルタマ」で麺の作リ方を教わリ、焼き干しべースのオリジナルスーブを開発して創業した店です。
手間ひまかけた麺とスープが秀逸!
名代三角そばやの自慢は、無かんすいの細打ち手揉み麺。
数種類の小麦粉をブレンドして作る自慢の麺は、職人が手揉みした後、5~7日ほど低温熟成したもの。
ヘルシーながら、無かんすいゆえに切れやすいという繊細さもあるため、丁寧に慎重に扱われています。
かんすいを使わないために「小麦粉本来の味を感じることができる」(2代目となる当主・佐藤秀さん)とのこと。
スープは、「十文字中華そば」の定番、陸奥湾の鰯(いわし)焼き干しに醤油ベースの魚介系。
メンマは4日ほどかけて自家製のダシで味付けしています。
三角中華そばは、並盛り、中盛り、大盛りの3タイプ。
夏には冷やし中華そばがメニューに加わりますが、メニューはこれだけの、まさに「十文字中華そば」専門店。
2代目となる当主・佐藤秀さんのこだわりが、ここにもにじみ出ています。
「何十年と通ってくれる常連も多いんで、創業当時の味を大切にしています」とのこと。
トッピングはチャーシュー、ネギ、自家製メンマ、とろろ昆布。
「迷ったらネギ、自家製メンマ、とろろ昆布がセットでお得なトッピングセットを」とのこと。
十文字IC近くに平成19年に移転した本店のほか、横手店(横手市安田)、湯沢店(秋田県湯沢市)があります。
本店は山形県金山町にあったかつての地主の邸宅を移築したもの。
見事なまでの金山杉を使った築100年以上という古民家を再生したもの。
建物も一見の価値ありです。
昼時は行列必至の名店なので、昼を避けるのも賢明。
また秋田市の秋田市民市場にある「支那そば伊藤」は、暖簾分けした店、秋田市内で名代三角そばやの味が楽しめます。
名代三角そばや公式ホームページから宅配の注文の可能。
名代三角そばや本店 | |
名称 | 名代三角そばや本店/なだいさんかくそばやほんてん |
所在地 | 秋田県横手市十文字町梨木羽場下63-1 |
関連HP | 名代三角そばや公式ホームページ |
電車・バスで | JR十文字駅から徒歩25分 |
ドライブで | 湯沢横手道路十文字ICからすぐ |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 名代三角そばや本店 TEL:0182-42-1360 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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