由利高原鉄道鳥海山ろく線

由利高原鉄道鳥海山ろく線

秋田県由利本荘市の羽後本荘駅〜矢島駅の間(23.0km)を結ぶローカル鉄道が由利高原鉄道鳥海山ろく線。昭和60年10月1日に廃止となった国鉄矢島線を引き継ぎ、第三セクターの由利高原鉄道が運行する路線で、全線が鳥海山麓の由利本荘市内。

中間の1日1往復「まごころ列車」も運転

由利高原鉄道鳥海山ろく線
1日1往復運転の「まごころ列車」

全線単線で、非電化なのは国鉄矢島線時代と同じ。
ワンマン運転の各駅停車が運転され、全列車が全区間を通して運転されています。
ほぼ中間の前郷駅で閉塞方式が変わるため、前郷駅でタブレット交換を実施(列車交換も前郷駅でのみ可能)。

羽後本荘駅〜前郷駅は、大正11年8月1日、横荘鉄道が西線として開業した歴史ある線です。
昭和12年に国有化され、矢島線に。
昭和13年に羽後矢島駅(現・矢島駅)まで延伸しています。

車両は、YR-2000形、YR-3000形(松浦鉄道MR-600形がベース)で、由利高原鉄道の新造車両。
ともに車内中央部には4人掛けボックスシートが設けられています。

秋田おばこの姿で列車アテンダントが乗車する「まごころ列車」も1日1往復運転。

全国3路線しかないタブレット交換を実施

タブレット交換(タブレット閉塞)とは同じ単線の線路に2つ以上の列車が走った際に衝突する事を防ぐために、金属製の円盤(タブレット)を持った列車だけが線路を走ることができる仕組みで、由利高原鉄道の前郷駅〜矢島駅間がタブレット閉塞、羽後本荘駅〜前郷駅間は通票(スタフ)を使用するスタフ閉塞が採用されているため、前郷駅では列車交換のたびにタブレットとスタフを交換しています。

下り列車の運転手から駅員に小さなスタフ(羽後本荘〜前郷間の通行証)が手渡され、駅員からは大きなタブレット(前郷〜矢島間の通行証)が渡される仕組み。

現在、かつては日本各地の単線区間でタブレット交換が行なわれていましたが、現在タブレット交換が行なわれるのは、由利高原鉄道のほか、津軽鉄道(本社・青森県五所川原市)、くま川鉄道(本社・熊本県人吉市)の3路線のみとなっています。

由利高原鉄道鳥海山ろく線
名称 由利高原鉄道鳥海山ろく線/ゆりこうげんてつどうちょうかいさんろくせん
所在地 秋田県由利本荘市西梵天〜矢島町七日町羽坂
関連HP 由利高原鉄道公式ホームページ
問い合わせ 由利高原鉄道 TEL:0184-56-2736/FAX:0184-56-2850
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
秋田内陸縦貫鉄道 秋田内陸線

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