芦野公園駅

青森県五所川原市金木町芦野にある津軽鉄道線の駅。津軽五所川原駅〜津軽中里駅を結ぶ線で、冬季の「ストーブ列車」で有名。芦野公園駅は、五所川原駅(現在の津軽五所川原駅)〜金木駅間開通の昭和5年の開業。「東北の駅百選」にも選定されています。また、駅を含む芦野公園一帯は桜の名所で、「日本さくら名所100選」に選定。

GWには見事な「桜のトンネル」が出現!

芦野公園では、例年ゴールデンウィーク期間中に『金木桜まつり』が開催されますが、その頃には芦野公園駅は見事な「桜のトンネル」に。
普段は無人駅ですが『金木桜まつり』期間中のみ、有人駅に変身します。

昭和5年の開業時から昭和50年まで駅舎として利用された旧芦野公園駅は、「津軽鉄道旧芦野公園駅本屋」として国の要録有形文化財になっています。
木造平屋建てで、入口に腰折れ破風(はふ)を設けて洋風な雰囲気に。
内部には駅務室と待合室を隔てたカウンターが残り、昭和レトロな雰囲気を今に伝えています。
現在は地元の「NPO法人かなぎ元気倶楽部」が借り上げて赤い屋根の喫茶店「駅舎」として管理・運営。

芦野公園は、太宰治の愛した場所。
太宰治の小説『津軽』の挿話の舞台にもなっています。

芦野公園駅
名称芦野公園駅/あしのこうえんえき
所在地青森県五所川原市金木町芦野
関連HP五所川原市公式ホームページ
電車・バスで津軽鉄道芦野公園駅
ドライブで東北自動車道浪岡ICから約29km
駐車場あり/無料、さくらまつり期間(4月29日~5月5日)は有料
問い合わせ五所川原市観光協会 TEL:0173-38-1515
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
お花見列車 東北

車窓から桜見物ができる! お花見列車 東北4選

東北地方で、車窓から桜見物ができるのは、日本さくらの名所100選に選定の津軽を代表するお花見スポット、津軽鉄道・芦野公園駅、そして「白石川堤一目千本桜」の東北本線・船岡駅周辺が代表格。さらに会津鉄道会津線・湯野上温泉駅、水郡線・矢祭山駅の4

津軽鉄道

津軽鉄道

津軽五所川原駅(青森県五所川原市)と津軽中里駅(北津軽郡中泊町)を結ぶ全長20.7kmのローカル鉄道が津軽鉄道。昭和5年7月15日に五所川原駅(現・津軽五所川原駅)〜金木駅間(12.8km)が開業、11月13日に全線が開業しています。12月

赤い屋根の喫茶店「駅舎」(旧芦野公園駅本屋)

津軽鉄道の五所川原駅(現在の津軽五所川原駅)〜金木駅間が開通した昭和5年開業の駅舎。昭和50年まで現役の駅舎として使われましたが、現在は地元NPO法人「かなぎ元気倶楽部」が運営する赤い屋根の喫茶店「駅舎」として営業中。この駅舎、太宰治も愛用

芦野公園(芦野池沼群県立自然公園)

太宰治の生誕地として知られる青森県五所川原市金木町と中泊町にある自然公園。中泊町の大沢内溜池と五所川原市の藤枝溜池一帯の612haが公園に指定されています。藤枝溜池(芦野湖)を中心に2200本の桜と1800本の老松が湖畔に茂る80haが芦野

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ