青函トンネル入口広場

青函トンネル入口広場

青森県東津軽郡今別町、全長53.85kmの世界最長の海底トンネル、青函トンネルの本州側の入口を眺める展望台が青函トンネル入口広場。北海道新幹線が青函トンネルを出入りする様子を間近で見ることができます。冬期(12月末〜3月中旬)は、広場までの道路が除雪されないため、使用できません。

北海道新幹線、JR貨物のコンテナ、臨時列車が通り抜ける

青函トンネル入口広場

青函トンネルは、昭和63年3月13日に鉄道用海底トンネルとして開通し、平成28年3月26日から北海道新幹線の新青森~新函館北斗間の開業に伴って新幹線も供用する三線軌条(3本のレールが敷かれています)のトンネルとなっています。

駐車場から線路の下をアンダーパスした先に、「お立ち台」と呼ぶには立派すぎるような展望台が設けられ、線路沿いにはベンチを配置。

青函トンネル入口広場の駐車場近くには、トンネル神社が祀られていますが、祭神は叶明神でトンネル貫通時に出た石を祀っています。
また、トンネル貫通時の「貫通石」も設置されているのでお見逃しなく。

駐車場にあるトイレは、北海道新幹線を走るE5系、H5系の色でカラーリング。
窓下の帯がグレーなのは、E5系のピンク色帯(JR東日本)、H5系の彩香パープル帯(JR北海道)の両社に配慮してのこと。

最寄りの駅は津軽浜名駅で、徒歩35分ほどかかります。

ちなみに青函トンネルは新幹線だけでなく、JR貨物も利用し、最大20両編成のコンテナ列車が臨時も含め50本ほど運転されています。
また、JR東日本の「TRAIN SUITE 四季島 」など臨時列車が走行することもあり、その際には多くの撮り鉄が集まります。

青函トンネル入口広場
本州側のトンネル入口扁額は、時の首相、中曽根康弘の揮毫
青函トンネル入口広場
名称 青函トンネル入口広場/せいかんとんねるいりぐちひろば
所在地 青森県東津軽郡今別町浜名黒崎地内
関連HP 今別町公式ホームページ
電車・バスで JR津軽浜名駅から徒歩35分
ドライブで 東北自動車道青森ICから約59km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 今別町産業観光課 TEL:0174-35-3005
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
青函トンネル記念館

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青函トンネル竜飛斜坑線・体験坑道駅

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新幹線展望塔

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