備前長船刀剣博物館
国宝や重要文化財指定の刀剣の約半数、日本全国に残る刀剣の約8割を占める名刀「備前長船」(びぜんおさふね)の産地、岡山県瀬戸内市長船町。刀剣や刀剣の資料を集めた備前長船刀剣博物館は昭和58年の開館。「備前長船刀剣工房」や、…
国宝や重要文化財指定の刀剣の約半数、日本全国に残る刀剣の約8割を占める名刀「備前長船」(びぜんおさふね)の産地、岡山県瀬戸内市長船町。刀剣や刀剣の資料を集めた備前長船刀剣博物館は昭和58年の開館。「備前長船刀剣工房」や、…
岡山県美咲町の標高400mの山間地に、大きな谷全体にすり鉢状に広がる42.2ha、850枚という大きな棚田が大垪和西の棚田(おおはがにしのたなだ)。農林水産省の「日本の棚田百選」にも選定されています。棚田保存地区設置条例…
菊池市の菊池渓谷にある滝で「日本の滝百選」にも選定されているのが四十三万滝。環境省の「名水百選」に選ばれた菊池水源は菊池川の源流ですが、湧き出した水は阿蘇外輪山の外側斜面を急流となって流れ下っています。四十三万滝の落差は…
山鹿市の西隣、熊本県玉名郡和水町にある全長62mの前方後円墳が江田船山古墳。発掘当初は、わが国で最初の漢字使用例とされた国宝「銀象嵌銘大刀」の出土で有名な古墳です。75の漢字で記された文字は、「大王の恩を得て、長寿で子孫…
国の史跡である塚原古墳群を中心に、熊本市塚原歴史民俗資料館や火の君遊園地、熊本県民天文台などが整備された公園が塚原古墳公園。塚原古墳群は、昭和47年の九州縦貫自動車道開通に伴う発掘調査で全貌が明らかになり、保存運動の成果…
熊本県山鹿市にある装飾古墳で知られるチブサン古墳は、6世紀初めの古墳時代後期に築造された前方後円墳。全長45mと規模はさほどではありませが、装飾古墳として全国的に有名。横穴式石室の内部に赤、白、黒の3色で、丸や三角、菱形…
厳島神社の舞楽は、平安時代末期、平清盛が四天王寺から伝えたものといわれており、現在、厳島神社の高舞台で演じられている楽曲は、振鉾(えんぶ=舞台を清める舞/一節は左、二節は右、三節は左右の舞人)や有名な『蘭陵王』など18曲…
社殿創建当初は海から参拝したという厳島神社(いつくしまじんじゃ)。大鳥居が立つのは北西側で、現在の参拝入口は東側から。東側から入って東廻廊で客神社、御本社などを見学し、西廻廊で西の出口へと向かいます。出口のほうが入口より…
安芸(あき=元・広島県西部)の宮島に鎮座する厳島神社は、社伝によれば推古元年(593年)創建という古社。海に浮かぶような現在の社殿配置は、久安2年(1146年)に平清盛が造営を行なっています。社殿から200m沖に建つ大鳥…
日本三景のひとつ安芸(あき=広島県西部の旧国名)の宮島にある厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、社伝によれば推古元年(593年)創建と伝えられる古社。久安2年(1146年)に平清盛が現在の海に浮かぶような社殿の造営を行なっ…
広島県廿日市市の宮島(厳島)にある真言宗御室派の大本山が大聖院。宮島で最古の歴史を有する寺で、神仏習合の明治初年までは、厳島神社を管理する別当寺でした。つまりは、神仏分離、廃仏毀釈の嵐が吹き荒れるまで、厳島神社を始め、周…
宮島、大元公園の入口に鎮座する古社が大元神社。厳島神社の摂社ですが、実はその名の通り、厳島神社のルーツとも推測されています。現存する建物は、大永3年(1523年)築で国の重要文化財。屋根は板葺きで、日本で唯一の「六枚重三…
厳島神社の社殿裏手を流れる御手洗川(みたらいがわ=紅葉谷川)。その名の通り往時にはここで禊をして、厳島神社に参拝したと推測できますが、土石流が発生しやすい川で、花崗岩の砂が河口へと流され江戸時代以降、徐々に延びていったの…
厳島神社の多宝塔は宝物館前から階段を上った小高い丘の上に建っています。大永3年(1523年)に僧・周歓(しゅうかん)によって建立され、大聖院の伽藍を構成する塔でした。江戸時代中期の宝永年間に改修されています。明治初年の廃…
室町時代の応永14年(1407年)創建で、和様と唐様が融合した優美な五重塔が千畳閣(豊国神社)脇にそびえていますが、これが国の重要文化財に指定される厳島神社・五重塔。大聖院の子院にあたる金剛院の五重塔でしたが、明治初年の…
旧暦6月17日、大潮の日に執り行なわれる厳島神社の『管絃祭』。16:00の発輦祭(はつれんさい)で始まり、23:00に御本殿に還御しますが、22:30頃、御座船や阿賀・江波の曳船が3回回る場所が、客神社(まろうどじんじゃ…
朱塗りの社殿や回廊が多い厳島神社(いつくしまじんじゃ)で、ひときわ異色の建物が天神社。その名の通り、菅原道真を祭神とする天満宮で、弘治2年(1556年)、毛利元就(もおりもとなり)の子、毛利隆元(もおりたかもと)の創建。…
世界文化遺産に登録される厳島神社には干潮時に、清水が湧く円形の池が3ヶ所あり、いずれも鏡の池と呼ばれています。そのなかの揚水橋脇にある鏡の池には石が置かれていますが、これが卒塔婆石(そとばいし)。見落としがちな石ですが、…