八大神社
京都市左京区一乗寺松原町、狸谷山不動院への登り口、詩仙堂の東隣にある神社が八大神社(はちだいじんじゃ)。1294(永仁2)年創建という古社で、一乗寺下り松で吉岡一門と決闘をする宮本武蔵が、その直前に神頼みしようとしました…
京都市左京区一乗寺松原町、狸谷山不動院への登り口、詩仙堂の東隣にある神社が八大神社(はちだいじんじゃ)。1294(永仁2)年創建という古社で、一乗寺下り松で吉岡一門と決闘をする宮本武蔵が、その直前に神頼みしようとしました…
熊野信仰盛んな1160(永暦元)年、後白河上皇が平清盛・重盛に命じて京に創建された神社が新熊野神社(いまくまのじんじゃ)。退位後に院政を敷いた際に、住まいとしたのが現在の京都市東山区に建つ法住寺周辺(法住寺殿)。その鎮守…
1586(天正14)年、豊臣秀吉により京都・東山に創建された天台宗の寺、方広寺。豊臣秀吉が奈良の東大寺にならって大仏建立を志して造営したもの。1595(文禄4)年、大仏殿が完成し高さ6丈(18m)の廬舎那仏(るしゃなぶつ…
京都の東山にある豊国神社(とよくにじんじゃ)。「ほうこく」とも「とよくに」とも呼ばれ、祭神は豊臣秀吉。京は秀吉が大名として統治した場所。秀吉は死後、遺言により東山阿弥陀ヶ峰に葬られ、方広寺の鎮守社である豊國社に祀られまし…
京都市上京区にある石像寺(しゃくぞうじ)は、819(弘仁10)年開創の浄土宗の寺。空海(弘法大師)が人々の苦しみを抜き取るという意味を込めて石像を彫り、これを「苦抜地蔵」(くぬきじぞう)と名付けたのが起源。後に釘抜地蔵(…
京都市左京区一乗寺にある臨済宗南禅寺派の寺が金福寺(こんぷくじ)。864(貞観6)年、慈覚大師円仁の遺志により、安恵僧都が創建下という名刹。天台宗の寺でしたが、その後廃れ、江戸中期に鉄舟和尚が再興しています。俳人、松尾芭…
1723(享保8)年に創建され、のちに臨済宗永源寺派に改宗したのが京都市西京区にある華厳寺。先代住職が鈴虫の音で坐禅の悟りをひらいたことから鈴虫の飼育に没頭。通年鳴り響くその鳴き声から、今や「鈴虫寺」と呼ばれています。願…
京都市上京区にある平安時代の天文暦学者・安倍晴明(あべのせいめい)を祀る神社が晴明神社。1007(寛弘4)年、一条天皇がその功績を讃えて創建したという歴史ある社です。安倍晴明は、天文暦学から独特の陰陽道(おんみょうどう)…
江戸時代侠客、国定忠治(くにさだちゅうじ)。本名は長岡忠次郎で、上野国佐位郡国定村(群馬県伊勢崎市国定町)出身のため、国定忠治と呼ばれています。その墓があるのは故郷、伊勢崎市国定町の金城山養寿寺。
真言密教の根本道場として栄えた東寺には宝物も多数収蔵されています。平安時代建立の宝蔵は、その名の通り、往時の宝物館。火事による延焼を防ぐため、周囲は堀で囲まれています。扉の取付け方法も平等院鳳凰堂と同じ。解体修理の結果、…
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録される東寺。平安京鎮護のための官寺として建立が始められた後、嵯峨天皇より空海(弘法大師)に下賜された名刹です。その東寺で、天皇を迎えるための迎賓館が小子房(しょうしぼう)。贅を尽く…
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録される東寺(教王護国寺)の中心、講堂の背後にあるのが食堂(じきどう)。初代の食堂は、空海没後の9世紀末から10世紀初め頃の創建ですが、1596(文禄5)年の地震で倒壊。さらに再建さ…
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録される東寺の寺域の中でその中心あたる場所が、講堂の中心。空海は、講堂に安置された大日如来は、宇宙の中心と考えたのです。境内は、東西255m、南北515mの長方形で、大伽藍が建ってい…
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録される東寺ですが、京都のシンボル的な存在となっているのが国宝の五重塔。高さ54.8mは木造塔としては日本一の高さを誇っています。
東寺真言宗の総本山が東寺(教王護国寺)。794(延歴13)年の平安京造営に際し、国家鎮護のため羅城門の東に創建さた歴史ある官寺。823(弘仁14)年に空海が譲り受けて真言宗の道場と改めたため、弘法さんの寺として信仰を集め…
厄除弘法大師といわれる川崎大師平間寺(正式名は金剛山金乗院平間寺)。成田山新勝寺、高尾山薬王院とともに、関東三山のひとつ。真言宗智山派の大本山で、総本山は京都の智積院。寺伝によれば1128(大治3)年、尾張出身の平間兼乗…
戒壇(かいだん)とは僧が守らなければならない規律で、戒を受けなければ正式に僧尼になることはできません。5度の渡航に失敗し盲目となりつつも戒壇を日本に伝えたのは唐僧・鑑真(がんじん)。天平勝宝5年(753年)12月20日に…
長崎・西坂の丘で、豊臣秀吉の命により処刑された26人のキリスト教徒。1862年6月8日、ローマ教皇ピウス9世によって列聖され、聖人の列に加えられましたが、昭和37年に列聖100年を記念し日本二十六聖人記念レリーフが建立さ…