菅生石部神社
石川県加賀市大聖寺にある古社が菅生石部神社(すごういそべじんじゃ)。古来、朝廷の崇拝を受け、平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも加賀国(かがのくに)二之宮に列せられて記載される式内社。流行病(はやりやまい)に御利益があると…
石川県加賀市大聖寺にある古社が菅生石部神社(すごういそべじんじゃ)。古来、朝廷の崇拝を受け、平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも加賀国(かがのくに)二之宮に列せられて記載される式内社。流行病(はやりやまい)に御利益があると…
石川県加賀市の片山津温泉にある真言宗の寺、愛染寺。温泉を掘削し、明治20年代中頃、塩津村・作見村にまたがる温泉街となった片山津の人々から請われて金沢から現寺地に移転し、以来、薬師如来を本尊に片山津温泉の温泉守護の寺として…
石川県鳳珠郡穴水町にある真言宗の古刹、来迎寺(らいこうじ)。創建は弘仁5年(814年)といい、文治2年(1186年)、穴水城初代城主・長谷部信連(はせべのぶつら=長氏の祖)が本堂を再建、寺号を来迎寺に改めたと伝えられてい…
石川県金沢市、金沢市街の東に位置する卯辰山(うたつやま)の中腹にあり、金沢の鬼門を封じるために開山された摩利支天を祀る寺が摩利支天山宝泉寺。建仁寺塔頭・禅居庵摩利支尊天堂、東京・上野アメ横の摩利支天徳大寺とともに日本三大…
石川県金沢市下新町、商家が並ぶ尾張町に鎮座する古社が久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)。江戸時代には卯辰山の真言宗金剛寺と神仏習合でしたが、明治初年の神仏分離で、卯辰山(うたつやま)から現在の地に遷座したもの。祭神は…
石川県金沢市にある東照大権現(徳川家康)、天照大神(あまてらすおおかみ)、加賀藩第2代藩主・前田利常(まえだ としつね)を祀る神社が金沢東照宮 尾﨑神社。3代藩主・前田光高(まえだみつたか)が寛永20年(1643年)に、…
石川県金沢市、犀川の西、寺町寺院群にある真言宗の寺が伏見寺(ふしみじ)。寺伝によれば養老元年(717年)、芋堀藤五郎(いもほりとうごろう)が創建という古刹。金沢地名の由来となった金城霊澤の伝説ゆかりの芋堀藤五郎の墓がある…
石川県金沢市、寺町寺院群にある日蓮宗の寺、妙立寺。加賀藩3代藩主・前田利常(まえだとしつね)が、寛永20年(1643年)、金沢城内にあった祈願所を移し、建立した寺。別名、忍者寺と呼ばれ、金沢城の出城としての役目を担ってい…
石川県小松市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載される古社が多太神社。倶利伽羅峠・篠原の合戦後、木曽義仲が斎藤実盛(さいとうさねもり)の供養と戦勝を祈願して実盛着用の兜を奉納したと伝えられ、木曽義仲好きの松尾芭蕉…
福島県喜多方市、応永29年(1422年)、示現寺(熱塩)の法孫雲光和尚が開山した曹洞宗の禅寺が安勝寺。現存する本堂は明治13年の大火で焼失後、明治29年に再建されたという喜多方らしい土蔵造り。白い漆喰の壁と黒い瓦屋根のコ…
福島県会津坂下町、会津三十三観音第31番札所で、会津ころり三観音、そして会津六詣出のひとつに数えられる名刹が恵隆寺 立木観音堂。寺伝によれば本尊の十一面千手観音菩薩(国の重要文化財)は大同3年(808年)に空海(弘法大師…
瀬戸内海の大三島(愛媛県今治市)が総本社の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ=全国の山祇神社、三島神社の総本社)の分社で、会津六詣出の一社が福島県西会津町の大山祇神社。社伝によれば宝亀9年(778年)創建という古社で、大和…
福島県白河市、下野国(しもつけのくに)と陸奥国(むつのくに)の国境の関があった白河の関跡を境内とする神社が白河神社。関の明神、二所関明神と呼ばれ、社伝によれば、古墳時代の成務天皇5年(315年)、白河国造・鹽伊乃自直命(…
福島県須賀川市にある浄土宗の寺、十念寺。来迎山白道院十念寺は、益子の円通寺の末寺として文禄元年(1592年)創建。元禄2年4月28日(1689年6月15日)、松尾芭蕉は『奥の細道』の道中で須賀川宿に7泊もし、出発の前日、…
富山県中新川郡上市町眼目(さっか)にある一帯の森が「森林セラピー基地」にも認定されるのが立山寺(りゅうせんじ)。建徳元年(1370年)、曹洞宗大本山總持寺(そうじじ)の第二祖・峨山紹磧(がさんじょうせき)禅師が開いた古刹…
富山県小矢部市、社伝では養老2年(718年)、豊前国の宇佐八幡宮(宇佐八幡宮弥勒寺)から分霊を勧請して創建したと伝えられる古社が埴生護国八幡宮(はにゅうごこくはちまんぐう)。天平時代に越中の国守として赴任した大伴家持(お…
富山県射水市にある、平安時代に京の賀茂御祖神社(下鴨神社)の分霊を勧請して創建された神社が下村加茂神社。寛治4年(1090年)、現在の射水市東部・富山市西部が京の賀茂御祖神社(下鴨神社)の神領となった際、倉垣庄(越中国射…
富山県射水市串田、延長5年(927年)に編纂の『延喜式神名帳』に「越中国射水郡櫛田神社」として記載される古社(式内社)が櫛田神社(くしだじんじゃ)。祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)、櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)…