春日向山古墳(用明天皇陵)
大阪府南河内郡太子町にある巨大な方墳が春日向山古墳(かすがむかいやまこふん)。天皇陵の多い磯長谷古墳群(しながだにこふんぐん)を構成する古墳のひとつで、宮内庁により河内磯長原陵(こうちのしながのはらのみささぎ)として第3…
大阪府南河内郡太子町にある巨大な方墳が春日向山古墳(かすがむかいやまこふん)。天皇陵の多い磯長谷古墳群(しながだにこふんぐん)を構成する古墳のひとつで、宮内庁により河内磯長原陵(こうちのしながのはらのみささぎ)として第3…
奈良県奈良市丸山にある巨大な円墳が富雄丸山古墳(とみおまるやまこふん)。平成29年度の航空レーザ測量、平成30年度の発掘調査で、墳頂部に粘土槨 (埋葬施設) をもつ直径109mの造出し付円墳(日本最大の円墳)であることが…
奈良県橿原市鳥屋町にある一辺90mという巨大な方墳が桝山古墳(ますやまこふん)。宮内庁により、身狭桃花鳥坂墓(むさのつきさかのはか)として、第10代崇神天皇(すじんてんのう)皇子の倭彦命(やまとひこのみこと)の墓に治定さ…
埼玉県熊谷市冑山地区(旧大里村)にある墳丘長90m、高さ11.25m、2段築成の巨大な円墳が甲山古墳。文化文政年間(1804年〜1829年)に編纂された『新編武蔵風土記稿』には、埴輪、須恵器、玉類、鏡、太刀などが出土した…
岡山県岡山市北区にある全国屈指の巨大な円墳が小盛山古墳。直径は95m(造出部分まで含めた墳丘長は108m)で、古墳時代前期後半の4世紀後半頃の築造と推測されています。円墳の周囲には溜め池が4つあり、周濠の跡なのかは定かで…
岡山県赤磐市(あかいわし)にある巨大な前方後円墳が両宮山古墳(りょうぐうざんこふん)。墳丘長206mという巨大な前方後円墳で、5世紀後半(古墳時代中期)頃の築造。備前地方では最大、岡山県でも第3位の巨大な前方後円墳で、ヤ…
兵庫県朝来市(あさごし)を走る北近畿豊岡自動車沿い、標高約144mの尾根の先端部に築かれた巨大な円墳が茶すり山古墳。5世紀前葉の大型円墳で、直径は90mもあり、円墳としては富雄丸山古墳(奈良県奈良市/直径109m)、丸墓…
大阪府堺市にある大仙公園は50数基もの古墳が集まる百舌鳥古墳群(もずこふんぐん)にあり、仁徳天皇陵(大仙古墳)に隣接する都市公園。38.5haの園内には古墳が点在するほか、江戸時代のため池を改修して造られたどら池を中心に…
埼玉県朝霞市にある前方後円墳が柊塚古墳(ひいらぎづかこふん)。根岸古墳群を構成する一基で、前方部は大幅に削られていますが、埼玉県南部で唯一、墳丘が現存する前方後円墳で、埼玉県の史跡になっています。新河岸川に臨む標高21m…
東京都大田区田園調布の多摩川台公園内にある前方後円墳が亀甲山古墳(かめのこやまこふん・きっこうやまこふん)。墳長107.25m、多摩川流域では最大の古墳で、国の史跡になっています。立川市から続く延長約30kmの国分寺崖線…
東京都大田区田園調布の多摩川沿いの台地、立川市から続く延長約30kmの国分寺崖線(こくぶんじがいせん)の南端部分に築かれた8基からなる古墳群が多摩川台古墳群。一帯は多摩川台公園として整備され、古墳群の北に宝莱山古墳(都の…
大阪府高槻市の高層住宅に囲まれた一画に再現された古代の埴輪工場跡と窯跡群が史跡新池ハニワ工場公園。新池東側の丘陵に位置する最古最大級の埴輪工場跡が公園として整備され、工房と窯が復元されています。焼成した埴輪は、太田茶臼山…
大阪府茨木市にある墳丘長226m(全国第21位の巨大古墳)という巨大な前方後円墳が太田茶臼山古墳(おおだちゃうすやまこふん)。宮内庁は第26代継体天皇の陵墓・三嶋藍野陵(みしまのあいののみささぎ)に治定(じじょう)してい…
大阪府高槻市にある古墳時代後期の6世紀前半に築造された前方後円墳が今城塚古墳(いましろづかこふん)。墳丘長190mと6世紀前半の前方後円墳としては最大級の古墳で、国の史跡になっています。一帯は今城塚古墳公園として、家、人…
栃木県栃木市・壬生町(みぶまち)の市町境に位置する前方後円墳が吾妻古墳(あづまこふん)。墳丘長127.85mで栃木県では最大、東日本でも12位という大きな古墳です。思川(おもいがわ)、姿川(すがたがわ)に挟まれた台地上に…
鹿児島県肝付町(きもつきちょう)野崎にある塚崎古墳群は、前方後円墳5基・円墳54基(現存するのは39基)と地下式横穴墓29基で構成される古墳群。大隅半島の東部、野崎塚崎台地に築かれた古墳群ですが、花牟礼古墳と通称される塚…
岩手県奥州市胆沢にある墳丘長43m〜45mの前方後円墳が角塚古墳(つのづかこふん)。規模はさほど大きくありませんが、実はこの古墳、岩手県では唯一の、しかも日本最北の前方後円墳なのです。古墳の墳丘は葺石で覆われ、埴輪が並ん…
ヤマト王権のあった畿内から遠く離れた九州。朝鮮半島と独自の交流ルートを有した九州の大首長は、巨大古墳を見る限りは日向灘、大隅半島など畿内との連絡が容易な太平洋沿岸に集中することが判明。注目はその歴史的変遷で、日向灘(現・…