総見寺
愛知県名古屋市中区にある臨済宗妙心寺派の寺、総見寺。本能寺で無念の死を遂げた織田信長の菩提寺で、慶長16年(1611年)の「清洲越し」(清洲から名古屋への城下町の大移転)で、現在地・大須に移っています。寺の名も織田信長が…
愛知県名古屋市中区にある臨済宗妙心寺派の寺、総見寺。本能寺で無念の死を遂げた織田信長の菩提寺で、慶長16年(1611年)の「清洲越し」(清洲から名古屋への城下町の大移転)で、現在地・大須に移っています。寺の名も織田信長が…
兵庫県神戸市兵庫区氷室町に鎮座する古社、氷室神社。『日本書紀』仁徳天皇62年の夏の条に額田大中彦皇子(ぬかたのおおなかつひこのみこ)が闘鶏野(つげの)で氷室を発見したと記され、氷室神社境内の氷室旧跡だと推測されています。…
兵庫県神戸市須磨区にある高野山真言宗の寺、妙法寺。神戸市営地下鉄に妙法寺駅という駅名がありますがその駅名の由来となる寺。天平10年(738年)、行基開基と伝わる古刹で、本尊・木造毘沙門天立像は平安時代の作で国の重要文化財…
兵庫県姫路市網干区(あぼしく)にある戦国時代の羽柴秀吉の陣屋、そして江戸時代に飛び地として領有した丸亀藩の陣屋跡が、御茶屋鶴松亭跡(丸亀藩網干陣屋跡)。江戸時代に京極家は丸亀藩に転封されていますが、網干の興浜地区だけは飛…
兵庫県神戸市兵庫区切戸町にある弘安9年(1286年)の年号が刻まれた高さ8.5mの十三重の塔が清盛塚(兵庫県の文化財)。石塔の隣に平清盛像と、平安貴族が愛用した楽器・琵琶(びわ)の名手・平経正(たいらのつねまさ)の琵琶塚…
兵庫県神戸市兵庫区にある高野山真言宗の寺、金光寺(こんこうじ)。承安3年(1173年)、隆善法師が創建した寺で、本尊が大輪田泊修築の際、平清盛が引き揚げたという金色(こんじき)に輝く薬師如来であることから「兵庫の薬師さん…
兵庫県神戸市兵庫区熊野町に鎮座する平清盛ゆかりの社が、熊野神社。平清盛が福原遷都に際し皇城鎮護の神として勧請したのが当時宮中で信仰されていた熊野権現。地元では「夢野の権現さん」と江戸時代まで(神仏分離以前)の呼称が残され…
兵庫県神戸市兵庫区にある平清盛(たいらのきよもり)ゆかりの社が厳島神社(兵庫弁天)。治承4年(1180年)、福原遷都に際して、平清盛は安芸国(広島県宮島)・厳島神社の分霊を勧請して創建、福原での平家一門の氏神とし、平家、…
兵庫県神戸市兵庫区七宮町に鎮座する古社が、七宮神社(しちのみやじんじゃ)。主祭神である大己貴命(おほなむちのみこと)は、大国主命、大物主神、葦原醜男、八千矛神、大国玉神、顧国王神の7つの別名、7つの神徳をもつことが名の由…
兵庫県神戸市兵庫区にある時宗の寺、薬仙寺。天平年間(729年~748年)行基の開山と伝わる古刹で、往時には天台宗でしたが、延文年間(1356年~1360年)に京の霊山国阿(時宗8世)が中興し、時宗に改宗しています。後醍醐…
兵庫県神戸市兵庫区島上町にある浄土宗西山派の寺、来迎寺(築島寺)。かつては三川口(兵庫区三川口町)の島にあり、経島山という山号から旧寺地が平清盛が築いた経ヶ島とも推測できる古刹です。その際、人柱となった松王の墓所として創…
兵庫県神戸市兵庫区にある古社、和田神社(わだみや)。社伝によれば蛭子大神が淡路島から本土に渡るとき、上陸したのが和田岬で、蛭子の森(現社地の西800m)に祀られたのが始まり。日宋貿易で栄えた兵庫津(現在の神戸港)に平清盛…
兵庫県神戸市北区有馬町、有馬温泉観光総合案内所脇の石段を上ったところにある小さな古寺が善福寺。行基が開基し仁西が再興したと伝えられる名刹で、鎌倉時代に彫られた寺宝の聖徳太子像は国の重要文化財。樹齢200年を超える一重の枝…
豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に、外征基地として築いた城が名護屋城(佐賀県唐津市)。北西に壱岐、対馬の島影を視認し、加部島が防波堤の役割をする地に築いた、当時、大坂城に次ぐ規模の巨城です。その中心で、丘陵の高台に位置し、五層の天…
熊本市中央区水前寺にある夏目漱石が熊本で住んだ三番目の家が夏目漱石第三旧居・大江の家。熊本の第五高等学校(現在の熊本大学)の英語教師として赴任した明治の文豪・夏目漱石は引っ越しが大好きで、熊本市内でも点々としています。現…
岡山県岡山市北区にある備中高松城主・清水宗治首塚。羽柴秀吉は、備中高松城の水攻めの際、本能寺の変で織田信長が討たれたことを秘匿して、城主・清水宗治の自刃で和睦を実現しています。清水宗治首塚は、明治43年、羽柴秀吉の本陣跡…
岡山県岡山市市北立田に残る備中高松城の戦いの史跡が高松城水攻め史跡公園(蛙ヶ鼻築堤跡)。備中高松城の南側に2.6kmにわたる堤をわずか12日間で築き、人工の湖を出現させた「備中高松城の水攻め」。織田信長の命を受けた羽柴秀…
新潟県村上市、旧城下の寺町にある浄土宗の寺、浄念寺。現存する本堂は、江戸時代後期の文化15年(1818年)の築で、村上では珍らしい白壁土蔵造りで国の重要文化財。土蔵造りの本堂としては日本最大。芭蕉と曽良も『奥の細道』の途…