天安河原
天岩戸神社近くにある日向神話の地。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(洞窟)にこもった際に、八百萬神(やおよろづのかみ)が集い神議をしたといわれるのが天安河原(あまのやすかわら)。天岩戸神社西本宮から岩戸川沿いの遊…
天岩戸神社近くにある日向神話の地。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(洞窟)にこもった際に、八百萬神(やおよろづのかみ)が集い神議をしたといわれるのが天安河原(あまのやすかわら)。天岩戸神社西本宮から岩戸川沿いの遊…
高千穂町にある標高513mの国見ヶ丘は、西に阿蘇五岳、北に祖母山(そぼさん・1756.4m=神武天皇の祖母・豊玉姫を祀るとされる祖母傾山系の主峰)、東に天香具山(あまのかぐやま)、高天原(たかまがはら)、四皇子峰(しおう…
霧島山とともに天孫降臨(てんそんこうりん)の有力な比定地とされてきた聖地が、高千穂町のくしふる神社(槵触神社)。1694(元禄7)年、御神体である槵触山(くしふるやま)の麓に社殿が建立され、瓊々杵尊(ににぎのみこと)など…
高千穂町にある古社で総延長300kmの『ひむか神話街道』の北の起点が天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)。社伝によれば天照大神(あまてらすおおみかみ)の命により、葦原中国(あしはらのなかつくに)を統治するため高天原から日向…
天孫降臨の地、高千穂(たかちほ)の古社、高千穂神社。創建は1900年あまり前の垂仁天皇(すいにんてんのう)の時代にまで遡るといわれ、古くより高千穂18郷88社の総社として崇められてきました。とくに武神として信仰を集めて源…
国の天然記念物に指定された延長20kmにわたる「五箇瀬川峡谷(高千穂峡谷)」で、窓の瀬から下流4kmがその中心部。核心部には「日本の滝百選」に選ばれている真名井の滝(まないのたき)があり、ボート遊覧が楽しめます。天孫降臨…
昭和9年に国の名勝及び天然記念物に指定された高千穂渓谷。阿蘇カルデラの火砕流台地を五ヶ瀬川が侵食してつくり出した深いV字形渓谷の神秘的な景色を心ゆくまで楽しむには川沿いに整備された遊歩道を歩くのがいちばん。紅葉の見頃は例…
阿蘇山から噴出した火砕流が溶結してできた阿蘇溶結凝灰岩の台地を五ヶ瀬川が侵食して作り出した深いV字型の渓谷、高千穂渓谷。高さ80~100mもの柱状節理の断崖が高千穂峡を中心に東西20kmにわたり続いています。このすばらし…
宮崎県内唯一の国指定名勝が都農町を流れる名貫川上流にある「尾鈴山瀑布群」。尾鈴山(1405.2m)や矢筈岳(1330m)など尾鈴山系から流れ出る甘茶本谷、欅谷、矢研谷などの沢には25の滝が懸かり、九州屈指の瀑布群となって…
都城市を流れる庄内川にかかる幅40m、落差18mの滝(大滝)が関之尾滝で、「日本の滝百選」に選ばれる名瀑。庄内川の本流に架かる主瀑の大滝のほか、支流に男滝、女滝が架かり、一帯は関之尾公園として整備されています。女滝横には…
都井岬の先端にある白い塔型の灯台で昭和4年に初点灯。空襲と台風で灯室が大破したりしていますがコンクリート製の灯塔は創建当時のもの。青く澄んだ空をバックにしたその優雅な姿は野生馬の「御崎馬」ととも都井岬のシンボル的存在とな…
明治の森箕面国定公園のシンボル的な存在で、「日本の滝百選」に選定された落差33mの美しい滝が箕面大滝(みのおおおたき/箕面の滝、箕面滝)。木々の間から流れ落ちる滝の様子が「蓑(みの)」に似ていることが箕面という地名と、滝…
727(神亀4)年、双子の善仲(ぜんちゅう)と善算(ぜんさん)両上人が草庵を構えたのが創始と伝わる箕面(みのお)の古刹で西国三十三所第23番札所が勝尾寺(かつおうじ/真言宗の寺)。775(宝亀6)年、彌勒寺と号して開山。…
箕面大滝(みのおおおたき)の入口、箕面公園にある瀧安寺は、修験道で知られる本山修験宗の古刹。山号も箕面山(みのおさん)で、箕面の山を修験の地とした歴史を今に伝えています。寺伝によれば、658(斉明天皇4)年、修験道を開い…
鈴鹿山脈の主峰でもっとも人気の高い御在所岳(1212m/正式な山名は御在所山)に架かる三重交通の運行する御在所ロープウエイ。湯の山温泉にある湯の山温泉駅(標高400m)と山頂の山上公園駅(標高1180m)を15分ほどで結…
天台寺門宗の総本山で、長等山中腹に広大な敷地を有する名刹、三井寺(みいでら)。正式名は長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)といい、近江八景の一つ「三井の晩鐘」でも有名。奈良時代、壬申の乱に敗れた大友皇子の霊を弔うために…
三井寺(園城寺)の勧学院は学問所として、鎌倉時代の1239(延応元)年に創立された塔頭(たっちゅう)。狩野光信による華麗な障壁画が部屋を飾る客殿は国宝に指定されています。現在の勧学院客殿は豊臣秀吉の闕所(けっしょ=堂舎の…
西国三十三所第14番札所の三井寺(園城寺)の観音堂を中心とする南院札所伽藍のひとつが観月舞台。建立は、幕末の1849(嘉永3)年。建立周辺の百体堂、鐘楼とともに滋賀県の文化財に指定されています。