法隆寺・伝法堂

法隆寺の東院伽藍にある講堂が伝法堂。建物は、739(天平11)年の建立で、聖武天皇の橘夫人の邸から移築したもので国宝。現存する奈良時代の貴族住宅で唯一の遺構です。平面が7間×4間、瓦葺きの建物ですが、創建当時は、5間×4間、檜皮葺き(ひわだぶき)の切り妻屋根だったと推測されています。

現存する唯一の奈良時代の貴族住宅遺構

内部は床を張り、天井を張らない化粧屋根裏で、堂内には乾漆造阿弥陀三尊像(奈良時代、国の重要文化財)、梵天・帝釈天立像、四天王立像、薬師如来坐像、釈迦如来坐像、弥勒仏坐像、阿弥陀如来坐像(以上平安時代、国の重要文化財)など多数仏像を安置していますが、通常は非公開となっています。

法隆寺

2017年11月26日
法隆寺・伝法堂
名称 法隆寺・伝法堂/ほうりゅうじ・でんぽうどう
Horyuji temple,Denpodo(Lecture Hall)
所在地 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
関連HP 法隆寺公式ホームページ
電車・バスで JR法隆寺駅から徒歩20分。または奈良交通バス法隆寺門前行きで8分、終点下車すぐ。あるいは、近鉄橿原線筒井駅から奈良交通バス王寺駅行きで12分、法隆寺前下車、徒歩5分
ドライブで 西名阪自動車道法隆寺ICから約2.5km
駐車場 法隆寺観光自動車駐車場(20台/有料)
問い合わせ 法隆寺 TEL:0745-75-2555
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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