三角西港・九州海技学院(旧宇土郡役所)
熊本県宇城市にある三角西港は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつ。三角西港を見下ろす高台に建つ宇城市立九州海技学院は、旧宇土郡役所を再生したもの。明治35年に宇土郡役所として…
熊本県宇城市にある三角西港は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつ。三角西港を見下ろす高台に建つ宇城市立九州海技学院は、旧宇土郡役所を再生したもの。明治35年に宇土郡役所として…
熊本県熊本市中央区、熊本大学のキャンパス内にある赤レンガ建築が熊本大学五高記念館。明治22年に完成した旧制第五高等学校(明治23年10月10日開校、現在の熊本大学)の本館で国の重要文化財。設計は文部省の技師、山口半六と久…
三角西港(熊本県宇城市)は、宮城県の野蒜港、福井県の三国港と並ぶ明治三大築港のひとつ。石積み埠頭の脇に建つのが旧三角海運倉庫。明治20年築の土蔵白壁造りの荷揚げ倉庫で、国の登録有形文化財に指定されています。現在はレストラ…
三井三池炭鉱の積出港として繁栄した三角西港(熊本県宇城市)。大正7年に明治天皇の即位50周年を記念して宇土郡教育会が建てた木造平屋建ての洋館(明治天皇頌徳記念館)が龍驤館(りゅうじょうかん)です。宇土郡の公会堂、産物の陳…
熊本県玉名市、明治時代に建造された干拓関連施設で国の重要文化財に指定されるのが明丑開潮受堤防(めいちゅうびらきしおうけていぼう)。明治26年に築かれた高さ5m~6m、全長1.4kmにも及ぶ石造堤防で、万里の長城のミニチュ…
熊本県玉名市、「海の万里の長城」と形容された石垣と樋門がある旧玉名干拓地。明治時代に建造された干拓関連施設群は、国の重要文化財に指定。末広開(すえひろびらき)と明丑開(めいちゅうびらき)の接続部分には樋門(ひもん)が設置…
熊本県熊本市中央区、熊本城三の丸跡にある武家屋敷(移築復元)が旧細川刑部邸。細川家の初代藩主となった細川忠利の弟、細川興孝(ほそかわおきたか)が建てたもの。全国に残る数少ない上流武家屋敷のひとつで熊本県の重要文化財に指定…
沖縄県竹富町、竹富島の北西部、かつて平家の落人、赤山王が住んでいたという言い伝えが残ることからその名がある赤山の丘。昭和28年、住民がこの丘を公園にする際、鉄筋コンクリート構造の物見台として建てたものが、なごみの塔です。…
沖縄県名護市の市役所の建物、名護市庁舎は、日本建築学会賞受賞の建物で、象設計集団の設計。鉄骨鉄筋コンクリート造り3階建ての公共施設ですが、地域の住民が集い、祭りや語らいが行なわれる沖縄独特の空間を「アサギ広場」、「アサギ…
沖縄県北中城村(きたなかぐすくそん)、中城城(なかぐすくぐすく・なかぐすくじょう)の北に位置する中村家住宅は、18世紀中頃に建てられた沖縄の上層農家住居の貴重な遺構で国の重要文化財。中村家の先祖である賀氏(がうじ)は、護…
沖縄県那覇市にあった中世に創建された臨済宗の寺、崇元寺(そうげんじ)。壮絶な沖縄戦の戦禍に巻き込まれ寺は廃絶していますが、三連アーチ型の崇元寺石門が現存し、国の重要文化財に指定されています。崇元寺の創建は尚巴志(しょうは…
新垣家住宅(あらかきけじゅうたく)は、沖縄県那覇市国際通りの南東方に広がる壺屋地区、壺屋やちむん通りの奥にある旧家。琉球王府時代に造られた上焼きの御用窯「東ヌ窯」(あがりぬかむ)で、18世紀後半に建てられた母屋や作業所な…
沖縄県南城市(なんじょうし)にある井泉(せいせん=共同用水施設)が仲村渠樋川(なかんだかりひーじゃー)。南城市を走る国道331号から沖縄県道137号(佐敷玉城線)に入り、百名交差点を過ぎたあたりが仲村渠集落。県道から東へ…
沖縄県那覇市、首里公園にある円覚寺跡総門前の円鑑池(えんかんち)の中の島にある小堂とそこに渡る橋が天女橋・弁財天堂。弁財天堂は、1502年に、朝鮮王から贈られた経典を収納するため琉球王・尚真王(しょうしんおう)が建立。そ…
大阪市北区の土佐堀川に架かる鉄筋コンクリート造りのアーチ橋が淀屋橋。大正10年〜昭和16年に行なわれた大阪の第一次都市計画の際、公募されたデザインの橋で、昭和10年完成、国の重要文化財に指定されています。御堂筋(国道25…
大阪市北区の堂島川(旧淀川)に架かる鉄筋コンクリート造りのアーチ橋が大江橋。大正10年〜昭和16年に行なわれた大阪の第一次都市計画の際、公募されたデザインの橋で、昭和10年完成、国の重要文化財に指定されています。パリのセ…
大阪市中央区の船場、御堂筋沿いにある大阪ガスの本社ビルが大阪瓦斯ビルヂング(大阪ガスビル)。昭和8年に竣工したレトロな建物は、国の登録有形文化財に指定されています。鉄骨鉄筋コンクリート造り、地上8階建てで、塔屋を除いた軒…
長崎県長崎市のグラバー園に移築保存される洋館が旧ウォーカー住宅。「R. N. ウォーカー商会」を設立したロバート・ネール・ウォーカーの次男の旧邸で、大正4年に購入し、亡くなる昭和33年までこの建物で暮らしていました。建物…