崇元寺石門

崇元寺石門

沖縄県那覇市にあった中世に創建された臨済宗の寺、崇元寺(そうげんじ)。壮絶な沖縄戦の戦禍に巻き込まれ寺は廃絶していますが、三連アーチ型の崇元寺石門が現存し、国の重要文化財に指定されています。崇元寺の創建は尚巴志(しょうはし)王の時代とも尚真(しょうしん)王の時代ともいわれ、定かでありません。

かつてこの地に尚王家の正廟があった!

崇元寺石門

崇元寺の山号は霊徳山。
尚王家の廟所(びょうしょ)として、歴代国王の神霊位が祀られ、冊封使(さくほうし=中国王朝の皇帝が付庸国の国王に爵号を授けるために派遣する使節)が来た時には新王冊封に先立って先王を祀る『先王諭祭』(さんおうゆさい)が行なわれた寺です。

石門、脇門、正廟は戦前の国宝でしたが沖縄戦で木造建築物は焼失、戦後になり残存した石門の一部が補修されたもの。
琉球石灰岩の切石布積みによって造られたアーチ型の崇元寺第一門と石牆(せきしょう=石垣)は、国の重要文化財に指定されています。
石門脇には巨大なガジュマルの木が茂り、見事。

石門の東に立つ石碑が下馬碑で、この碑のところから下馬することが命じられています。
碑銘に「大明嘉靖(だいみんかせい)六年丁亥(ひのとい)七月二十五日」とあり、この年が1527年(尚清1年)なので、寺の創建も尚清王が即位した直後の1527年ではと推測されています。

かつて廟所(正廟)が建っていた一帯は崇元寺公園として整備されていますが、駐車場は近くのコインパークを利用することに。

名称 崇元寺石門/そうげんじいしもん
所在地 沖縄県那覇市泊1-9-1
関連HP 那覇市公式ホームページ
電車・バスで ゆいレール牧志駅から徒歩7分
ドライブで 那覇空港から約6.6km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 那覇市文化財課 TEL:098-917-3501
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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