山里の円錐カルスト(本部富士)
沖縄本島の本部半島にある沖縄県本部町の山里地区は日本で唯一の円錐カルスト地形のあるエリア。山里の円錐カルストと呼ばれる一帯は、桂林に代表される熱帯カルストの北限に位置しています。なかでも標高240mほどのピーク(国土地理…
沖縄本島の本部半島にある沖縄県本部町の山里地区は日本で唯一の円錐カルスト地形のあるエリア。山里の円錐カルストと呼ばれる一帯は、桂林に代表される熱帯カルストの北限に位置しています。なかでも標高240mほどのピーク(国土地理…
沖縄県浦添市の空寿崎(くうじゅざき)の先端部にある奇岩がカーミージー(亀瀬)。亀の甲羅の形に見えることからカーミージー(亀瀬)と呼ばれてきた。西海岸道路(浦添北道路)の建設では、地元住民の要望で海岸を埋め立てずに橋梁化す…
沖縄県久米島町、久米島東部の仲里地区の東に浮かぶ奥武島(おうじま)。久米島とは海中道路で結ばれていますが、その奥武島の南西部にある奇岩群が畳石です。その名の通り、畳を敷き詰めたような雄大な景観で、まるで 巨大な亀の甲羅の…
沖縄県宮古島市、下地島(しもじしま)西岸の海岸台地(琉球石灰岩のカルスト台地)の上にある巨岩が帯岩で、下地島巨岩(帯岩)として宮古島市の史跡となっています。佐和田の浜などにも巨岩がゴロゴロとしているが、実はこの巨岩、江戸…
沖縄県宮古島市、下地島(しもじしま)の西岸にある池が通り池。大小2つの円形の池で海側の池は洞窟で海と通じています。さらに2つの池は地下で繋がっているという特殊な構造が通り池の名の由来。海岸にある鍾乳洞が波の侵食で大きくな…
沖縄県国頭郡恩納村にある沖縄本島屈指の景勝地が万座毛(まんざもう)。万座毛は、沖縄本島の西側ほぼ中央に位置し、隆起サンゴの断崖の岬。沖縄海岸国定公園を代表する絶景の岬で、沖縄県の名勝にも指定されています。18世紀の前半、…
徳島県海陽町宍喰の水床湾(みとこわん)沖合100mに位置する竹ヶ島の西側に広がる環境省指定の海中公園(正式には海域公園)が竹ヶ島海中公園(正式名:阿波竹ヶ島海域公園)。サンゴと熱帯魚に彩られた海中は、室戸阿南海岸国定公園…
徳島県海陽町、室戸阿南国定公園に指定される竹ヶ島海中公園を探勝する海中観光船がブルーマリン号。船底の展望室を備え大きなガラス窓から海底のサンゴを観賞できる海中観光船です(17t)。竹ヶ島湾(環境省指定の海域公園)を45分…
徳島県三好市池田町漆川、「四国の尾瀬」とも呼ばれる26.7haの沼沢盆地にある湿原が黒沢湿原(くろぞうしつげん)。標高600mほどの山々に囲まれた盆地で、湿原の標高は550m。徳島県道140号(大利辻線)から分かれた林道…
長野県大町市、仁科三湖の一つ、木崎湖の東、標高830mの山中に位置する幅130m、長さ1.5kmの低層湿原が居谷里湿原(いやりしつげん)。日本最小のトンボ、ハッチョウトンボやモリアオガエルなど貴重な生物も棲息。居谷里湿原…
長野県白馬村、姫川の源流(姫川源流自然探勝園)の南に位置するのが親海湿原(およみしつげん)。日本海と太平洋を隔てる中央分水嶺の北側にある直径300mほどの凹地で、底部は標高744m。冬の豪雪地帯を反映して、亜高山帯から高…
平成元年に国内3番目のラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)指定地となった北海道浜頓別町のクッチャロ湖。そのビジターセンターとなっているのが環境省が設置する水鳥観察館です。館内に設置されて…
宮城県栗原市、栗駒山(1626.5m)の南麓に広がる、「尾瀬に並ぶ」といわれる高層湿原が世界谷地原生花園。世界谷地とは文字通り、広い(世界)・湿原(谷地)の意で、栗駒山の南に派生した尾根上の、大地森(1173m)と揚石山…
北オホーツク、北海道猿払村の浅茅野原野(あさじのげんや)の海岸沿いに続く原生花園がエサヌカ原生花園。とはいえ看板もなく、原野と原始砂丘、エサヌカ川沿いの牧草地が続くだけなので、訪れてもどこが原生花園なのかはっきりしません…
北海道猿払村の浅茅野原野(あさじのげんや=浅茅野湿原)にある秘沼がモケウニ沼。北オホーツク道立自然公園に指定され、沼南部は総面積375haのモケウニ沼湿原が広がっています。駐車場からは湿原に下るように歩道が設けられ、湿原…
北海道稚内市、稚内空港近く、大沼のほとりにある野鳥観察の施設が大沼バードハウス(稚内市大沼野鳥観察館)。建物のデザインや色は環境に溶け込むようにログハウスになっています。大沼には春(3月下旬~5月下旬)にシベリアに帰る休…
富山県立山町、立山黒部アルペンルート途中にある弥陀ヶ原(みだがはら)は約10万年前の立山火山噴出物によって形成された標高2000m内外の溶岩台地。日本国内では最も標高の高い所にあるラムサール条約登録湿地(「立山弥陀ケ原・…
富山県立山町、立山黒部アルペンルート途中にある弥陀ヶ原(みだがはら)は標高2000m内外の高原地帯で、溶岩台地に湿原が広がる雲上の別天地。「餓鬼の田圃」(がきのたんぼ)と呼ばれる池塘(ちとう)が散在し、高山植物の宝庫とな…