大潟溜池
鳥海山山麓の仁賀保高原(秋田県にかほ市)には扇谷地溜池、野際溜池、新田堤、中堤、新助堤、琵琶沼、カメラマンに人気の長谷地溜池など大小40余のため池が点在しますが、面積15haと最大のものが大潟溜池(おおがたためいけ)。龍…
鳥海山山麓の仁賀保高原(秋田県にかほ市)には扇谷地溜池、野際溜池、新田堤、中堤、新助堤、琵琶沼、カメラマンに人気の長谷地溜池など大小40余のため池が点在しますが、面積15haと最大のものが大潟溜池(おおがたためいけ)。龍…
鳥海山の伏流水が湧き出し幅30m、落差5mの滝となって元滝川へ落ちているのが秋田県にかほ市の元滝伏流水。「平成の名水百選」に選定の湧水で、鳥海山に染み込んだ水は80年の歳月をかけて湧き出していると推測されています。象潟I…
霊峰・鳥海山の北西麓、鳥海国定公園内にある中島台レクリエーションの森。一帯は湿原とブナの原生林やミズナラに覆われ、鳥海自然休養林にも指定されている手つかずの森。なかでも特異なのが、矮性ブナ林と呼ばれる巨木群。そのシンボル…
にかほ市の鳥海山北西山麓にある中島台レクリエーションの森。「あがりこ大王」に代表される奇形ブナ林(伐採後の新芽発育による変形)と並んで、見所のひとつとなっているのが獅子ヶ鼻湿原です。東鳥海馬蹄形カルデラの湧水池である獅…
かつての油田の町・にかほ市に、平成13年完成したのが、クリーンエネルギーの代名詞たる風力発電施設。年間平均風速約7.1m/sという仁賀保高原の気象条件に白羽の矢がたったわけなのですが、のびやかな高原地帯を縦断する道沿いに…
鳥海国定公園内、日本百名山のひとつにも数えられる鳥海山(2236m)。標高1150mに位置する鉾立(ほこだて)は、鳥海山5合目にあたる象潟口(きさかたぐち)登山道の起点となる場所で鉾立展望台があります。山形県遊佐町吹浦と…
毎年「送り盆」の8月16日、秋田県北秋田市の阿仁河川公園で行なわれるのが『阿仁の花火と灯篭流し』。1000個ほどの絵灯篭が阿仁川の清流に流され、4000発の花火が山峡にこだまします。例年、灯籠流しは、18:30~、花火1…
毎年8月第4土曜、秋田県大仙市大曲地区の雄物川河川敷運動公園で『全国花火競技大会(大曲の花火)』が開催されます。歴史・伝統ともに最も権威ある花火の競技大会で、長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)、土浦全国花火競技大会(茨…
山形県遊佐町と秋田県象潟町にまたがる山岳道路の鳥海ブルーライン。総延長は34.9kmで、11月上旬~4月下旬には積雪のため通行止めに。例年ゴールデンウィーク直前の4月下旬に開通しますが、鳥海山5合目の鉾立(ほこだて)付近…
栗駒国定公園内、栗駒山山麓を流れる皆瀬川上流に、高さ60mほどのV字谷が約3kmに渡って続く峡谷が小安峡(おやすきょう)。最大のみどころは、断崖の裂け目から轟音とともに湯煙が噴き上がる「小安峡大噴湯」。別名「地獄釜」とも…
栗駒国定公園内の西の玄関口にあたり、岩手・宮城・山形県境とも近い、秋田県南東部の湯沢市高松岳山中に広がる火山性の地熱帯が川原毛地獄。標高800m、約5haの火山荒原では、昭和41年まで硫黄が採掘されており、今も至るところ…
岩手・宮城・山形県境にも近い、秋田県湯沢市の国有林内(栗駒国定公園内)にある落差20mの滝が川原毛大湯滝。「湯滝」と呼ばれるのは、沢の上流で湧出する天然の温泉が滝となり、断崖下にある滝壺に落下しているから。滝壺がそのまま…
秋田県にかほ市にあり、白瀬矗(しらせのぶ)の南極探検の偉業を後世に伝える白瀬南極探検隊記念館の前に広がる公園。建物中央には氷山をイメージするオーロラドームなどが配され、その前には南極を模したという南極公園があり、春には桜…
白瀬矗(しらせのぶ)中尉は出羽国由利郡金浦村(現・秋田県にかほ市)の浄蓮寺の長男として1861(文久元)年に生まれ、11歳のとき、蘭学者佐々木節斎から「北極」の話を聞き、探検家を志します。千島探検、南極探検を行ない、南極…
整然と田が広がる八郎潟を干拓して生まれた大潟村の中央、中央幹線排水路に架かる御幸橋のたもとにある小山が大潟富士。大潟村は戦後に八郎潟を干拓して誕生した村のため、村全体が海抜ゼロメートル以下。大潟富士は標高0mだが、もとも…
象潟(きさかた)にある曹洞宗の寺、蚶満寺(かんまんじ)。853(仁寿3)年、円仁(慈覚大師)の開創と伝えられる古刹。1689(元禄2)年に『奥の細道』途中の芭蕉が、1784(天明4)年には菅江真澄が立ち寄っています。菅江…
江戸時代の俳人・松尾芭蕉が紀行文『奥の細道』に記した最北の地が、にかほ市象潟(きさかた)町の九十九島(くじゅうくしま)。かつて象潟周辺には、鳥海山の噴火による山体崩壊で日本海に流れ出た流山。のちにそれが入江となって、潟湖…
道の駅象潟ねむの丘に併設された展望温泉が象潟温泉眺海の湯。建物の4階にあるためその名の通り日本海の雄大な眺望が広がります。晴れた日には遠く男鹿半島まで見わたすことのできる絶景で、日没時間ならさらに感動的。