【知られざるニッポン】vol.9 『知床旅情』誕生秘話(その2)
森繁さんが元歌を作り、加藤登紀子さんが歌って知床ブームを生んだ『知床旅情』。その誕生にまつわる話のパート2です。前回は森繁さんの主演の映画『地の涯に生きるもの』誕生までの話。今回はその映画のクランクインの日に誕生した『知…
森繁さんが元歌を作り、加藤登紀子さんが歌って知床ブームを生んだ『知床旅情』。その誕生にまつわる話のパート2です。前回は森繁さんの主演の映画『地の涯に生きるもの』誕生までの話。今回はその映画のクランクインの日に誕生した『知…
森繁久彌さん元歌をつくり、加藤登紀子さんが歌って有名になった『知床旅情』。この『知床旅情』で知床ブームがうまれたというほど、人気の歌だったのです。加藤登紀子さんは「別れの日は来た知床の村にも」と歌い、カラオケの歌詞もそう…
層雲峡はかつて北海道を代表する観光地のひとつでした。今ではその地位を後発の富良野・美瑛や、最近では旭山動物園にすら人気の面では明け渡し、若い人には「層雲峡ってどこ?」 という感じの人も増えてきました。ところが、地元観光協…
龍雲院、法源寺、法幢寺など5つの寺や松前藩主松前家墓所が現存し、道内唯一の近世的な寺町として北海道遺産「福山(松前)城と寺町」にも認定の松前の寺町。前編ではその由来の秘密と光善寺を紹介しました。後編では龍雲院、法幢寺、阿…
「北の小京都」といわれるのが、最北の城下町・松前ですが、実は松前の城下町は、往事の町並みがほとんど残っていません。幕末の戊辰戦争(箱館戦争)で新政府側に寝返った松前藩は城下に火を放って逃走。これで、寺町も焼けてしまうので…
広大な石狩平野のほぼ中央の野幌丘陵にあり、開拓時代ほぼそのままの自然を保っているのが道立自然公園野幌森林公園です。大都市に隣接した平地林として世界的にも大変貴重な森林で、全体の8割、1603haは国有林ですから、今後も開…
忍路環状列石はすでに『知られざる北海道』で紹介しましたが、今回はニセコで見つけた環状列石の紹介を。オーストラリア人の進出で、今や国際的なスキー場と認知されたニセコですが、アンヌプリスキー場(ポテト共和国)の山麓にストーン…
北限のブナ林が、渡島半島の黒松内町にあります。それが歌才ブナ林。北海道遺産に登録されてはいますが、まだまだ訪れる人は多くはありません。日本のブナは、南は鹿児島県大隅半島から北は北海道渡島半島まで分布します。寿都(すっつ)…
文治5年閏四月晦日(旧暦4月30日/西暦1189年6月15日)に平泉の「衣河館」で自害したとされる源義経ですが、実は、自害は見せかけで、弁慶などとともに北海道に渡った・・・。これが有名な『義経北行伝説』。31歳で生涯を閉…
農道空港という言葉をご存知でしょうか? 農道なのか、空港なのかハッキリしないその言葉から、なんとなく、普段は農道だけど、収穫期には空港に変身・・・とまあ、想像はできます。百聞は一見にしかずで、余市にある「余市農道空港」に…
小樽・余市周辺にはなんと80もの環状列石(ストーンサークル)があります。看板が出ているものがほとんどないのですが、最大規模の忍路環状列石(おしょろかんじょうれっせき)は、カーナビの地図にも出ています。実は、この忍路環状列…
2019年9月1日(月)~10月9日(水)、北海道釧路市の阿寒湖で『千本タイマツ マリモの護り火』が開催されます。湖岸駐車場に20:20集合で、20:30頃から行進がスタートという、阿寒湖温泉街の初秋の夜を彩るイベント。…
2023年9月3日(日)、富良野市で『ふらのワインぶどう祭り2023』。ふらのワインの原料であるぶどうの収穫を祝う富良野らしいイベント。世界的にも評価の高い「ふらのワイン」や、産地ならではの贅沢なぶどう果汁ジュースを堪能…
2023年10月7日(土)〜10月9日(月・祝)、富良野市で『第21回ふらの演劇祭』。富良野市開庁100年をきっかけに平成15年に開催が始まった『ふらの演劇祭』。毎年富良野市内・近郊の小中学校に富良野塾OB(富良野GRO…
毎年10月8日~10月10日、釧路市の阿寒湖で『まりも祭り』を開催。阿寒湖ではアイヌ民族の火の神・アペカムイと北の大地に感謝のタイマツを捧げる『千本タイマツ』が、例年9月〜10月下旬まで行なわれますが、その途中にまりもを…
今金八幡宮が創建された明治29年頃に始まった、太陽と大地に感謝し豊穣を喜ぶ『今金八幡宮例大祭』。大正9年には山車(だし)が登場し、一時中断された時期もありましたが、見事に復活し、「けんか太鼓合戦」も生まれ、今金の秋の歳時…
2023年9月10日(土)〜9月11日(日)、北海道網走市で『第57回能取湖さんご草まつり』を開催。さんご草は、正式名はアッケシソウ。明治24年に厚岸町厚岸湖のカキ島で発見され、その地名にちなみアッケシソウ(厚岸草)と命…
文明5年(1473年)、武田信広(武田信廣)が勝山館(かつやまだて=勝山の居館)内に館神として創建した社が上ノ國八幡宮。江戸時代中期に始まったとされる例大祭が斎行されます。祭囃子が鳴り響き武士の姿で練り歩く「御徒士行列(…