旧玉名干拓施設・末広開樋門
熊本県玉名市、「海の万里の長城」と形容された石垣と樋門がある旧玉名干拓地。明治時代に建造された干拓関連施設群は、国の重要文化財に指定。末広開(すえひろびらき)と明丑開(めいちゅうびらき)の接続部分には樋門(ひもん)が設置…
熊本県玉名市、「海の万里の長城」と形容された石垣と樋門がある旧玉名干拓地。明治時代に建造された干拓関連施設群は、国の重要文化財に指定。末広開(すえひろびらき)と明丑開(めいちゅうびらき)の接続部分には樋門(ひもん)が設置…
熊本県熊本市中央区、熊本城三の丸跡にある武家屋敷(移築復元)が旧細川刑部邸。細川家の初代藩主となった細川忠利の弟、細川興孝(ほそかわおきたか)が建てたもの。全国に残る数少ない上流武家屋敷のひとつで熊本県の重要文化財に指定…
「漱石・草枕の里」(玉名市天水町)のビジターセンター的な施設が草枕交流館。明治30年の大晦日、当時、熊本の第五高等学校で英語を教えていた夏目金之助(夏目漱石)は、大学時代からの友人・山川信次郎と小天温泉に旅しています。そ…
現在の熊本県玉名市天水町、かつての玉名郡小天村(おあまむら)湯ノ浦は出湯の里で、小天温泉にも数軒の湯宿がありました。そのうちの一軒が前田家別邸。明治30年の暮に旧制五高に勤めていた夏目金之助(夏目漱石)は、同僚と2人で前…
熊本県熊本市、熊本市街の西方にある標高665.2mの山、金峰山(きんぼうざん、きんぽうざん)。山頂にテレビ塔があり、熊本市内の各所から視認することができます。登山道路が山頂まで通じ、登山者用の第1駐車場から金峰山周遊道路…
熊本県熊本市の中央部から南東5kmにあり、加勢川の一部が湖となった河川膨張湖が江津湖。上江津湖と下江津湖がつながったひょうたん型で、湖の周囲は6km。熊本市民のオアシスでもある江津湖は、慶長年間に加藤清正が洪水防止のため…
熊本県南阿蘇村を走る国道57号沿いにある落差60m、幅20mの巨瀑で、日本の滝百選にも選ばれている名瀑が数鹿流ヶ滝(すがるがたき)。阿蘇大橋からも眺めることができますが、国道57号沿いの駐車場から徒歩5分で観瀑台。平安時…
熊本県人吉市を流れる球磨川の支流、鹿目川の上流に架かる雄滝、雌滝、平滝3つの滝の総称が鹿目の滝(かなめのたき)。「日本の滝百選」にも選定される名瀑です。落差36mの勇壮な雄滝は、180万年前の肥薩火山群(国見山地)の火山…
熊本県熊本市にある熊本藩主・細川家の大名庭園が水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)。水前寺成趣園には阿蘇火山系の伏流による豊富な湧水(硬水)が湧き出しています。神水・長寿の水もそのひとつ。石水磐は出水神社(いずみじん…
熊本県熊本市、水前寺成趣園の園内に歴代の肥後藩主とガラシャ夫人が祀られた神社が出水神社(いずみじんじゃ)。旧熊本藩家臣らにより明治11年の創建、第二次大戦の戦火で焼失し、昭和48年に再建されています。神苑は広大で、藩主別…
熊本県熊本市の立田自然公園。茶道に造詣の深かった細川忠興(細川家2代)の原図に基づき、大正12年に復元された風流を極めた茶室が仰松軒(こうしょうけん)。前庭には苔むした石灯籠と手水鉢が配されていますが、これは京で細川忠興…
熊本県熊本市、標高152m、シイ、カシの自然林に包まれた立田山一帯に広がる立田山憩の森。その一角、立田山の山麓は熊本藩主細川家の菩提寺・泰勝寺(たいしょうじ)の跡で立田自然公園。細川家初代藤孝夫妻、2代目忠興とガラシャ夫…
熊本県熊本市にある宮本武蔵の葬儀が行なわれた泰勝寺(たいしょうじ)の跡、立田自然公園にあるのが宮本武蔵供養塔。熊本藩主・細川忠利(ほそかわただとし)に招かれ晩年を肥後(熊本)で過ごした宮本武蔵は、正保2年(1645年)に…
熊本県熊本市にある宮本武蔵の墓、武蔵塚を中心に築かれた公園が武蔵塚公園。小倉藩から熊本藩に加増移封となった熊本藩主・細川忠利(ほそかわただとし)に招かれて肥後で晩年を過ごした宮本武蔵は、正保2年(1645年)、「恩顧をこ…
熊本県熊本市の北西部、金峰山西麓にある曹洞宗の寺が雲厳禅寺(うんがんぜんじ)。南北朝時代の観応2年・正平6年(1351年)、足利直義(あしかがただうじ)の招きで来日した元の禅僧・東陵永璵(とうりょうえいよ)が開山したと伝…
熊本県熊本市、雲巌禅寺(うんがんぜんじ)の境内、奥の院にある洞窟・霊岩洞( れいがんどう )は、寺よりも歴史が古く、その昔、中国から四面馬頭観世音像を運んだとき、舟が転覆し観音像が漂着、この霊巌洞に安置されたと伝えられて…
熊本県南阿蘇村(旧久木野村)と西原村との境にある俵山峠には、阿蘇カルデラを西側から一望にする俵山峠園地が整備され、俵山展望所(俵山峠展望所)と通称されています。阿蘇外輪山を熊本県道28号(熊本高森線/南阿蘇やすらぎロード…
熊本県八代市泉町を流れる小原川に架かる落差70m、幅10mの巨瀑がせんだん轟の滝で、「日本の滝百選」に選定。五家荘(ごかのしょう)では滝のことを「轟」(とどろ)と呼び、昔は滝の周辺に栴檀(せんだん)の大木が多数あったのが…